映画 “クラッシュ” ・・・ “ポール・ハギス監督” 作品

面白い映画が見たい・・・テレビ録画して映画を見るのですが、面白い映画がない・・・

誰か面白い映画を教えてくれ・・・と思うのですが、人とはやっぱり面白いと思う感性が違うと思うので、人に言われても・・・とも思います

WOWOWで “クラッシュ” という映画の放送をやっていたので見てみました

2004年公開のアメリカ映画 “ポール・ハギス監督” の初監督作品です・・・面白かった、傑作です

2006年のアカデミー賞で、作品賞・脚本賞・編集賞を受賞しています

この映画は以前にも見たことがあります・・・このブログにも、他の映画の関係だったと思いますが、この映画のことを何かちょっと書いた記憶があります

この映画のテーマはわかっていて、ところどころ断片的に覚えているシーンもあるのですが、ラストはどんな収束だったかな・・・と思いながら見てみました・・・こんなに面白い映画だったとは・・・

ロサンゼルスを舞台に、様々な人種・階級・境遇の人々が絡み合う群像劇です・・・人種・境遇の違う20人程の人間たちがそれぞれに絡み合う群像・人間ドラマです

白人・黒人・アジア系・東南アジア系・アラブ系・ペルシャ系・メキシコ系とプエルトリコ系のヒスパニック・・・多民族国家アメリカの様々な人種問題が満載です

人種間に横たわる、差別・偏見・憎悪・貧困・先入観・経済格差・・・そして、警察権力、移民・難民問題・・・

さらにその上に、それぞれの個人と夫婦・家族の問題も覆いかぶさります

場所は、さまざまな人種の混じりあうロサンゼルスです・・・次々に目をそむけたくなるような人種的偏見と憎悪に満ちた事件が起きます・・・世の中が不満に満ちています

ロス市警の2人が事件現場に向かう途中事故を起こし、そこからストーリーがスタートします・・・ “車” がすべての場面に絡んでいて、重要な脇役になっています

偶然のきっかけで、様々な事件が起き、かかわりあうことになり、これでもかと憎しみあい、感情がぶつかり合い爆発します・・・そして少しづつ、穏やかになっていく日常も描かれ、少しホッとするシーンもあります

映画のラストは、一回りして映画のスタートした最初のシーン・・・ロス市警の2人の事件現場のシーンに戻り映画は終わります

重いテーマの映画ね・・・

よくアカデミー賞が取れたわね

この映画は早送りできなかったよ

つまらない映画は、早送りしたり見るのを止めてしまうのにね

多文化・多民族が一緒に暮らすのは難しいわね

怒鳴りあって感情を爆発させているのを見るのはうんざりするわね

多民族の中では、感情を表に出して、自己主張しなければいけないんだろうね

日本人や日本人同士だったら、絶対にこうはならないわね

だからこのブログでしょっちゅう書いているように、移民を受け入れるのは問題が大きいんだよ

日本が日本じゃなくなっちゃうのね

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