BS-NHKで “体感!夏のスイスアルプス” という番組をやっていました
“グリンデルワルト” には、2回行ったことがあるのですが、もうずいぶん前の話で、この番組を見て “アイガーエクスプレス” というロープウェイが出来たり、以前乗ったリフトがゴンドラにかけ変わっていることを知りました
ヨーロッパアルプスには、第一級のトレッキングコースが無数にあり、どこもわかりやすい案内板があり、しっかり整備されています・・・グリンデルワルトももちろんそうです
かみさんと、何か所かトレッキングして回ったのですが、この番組ではトレッキングをしたのは、1か所だけでした
それは、前回書いたグリンデルワルトの “グルント” から “メンリッフェン” まで、新しくかけ変わったゴンドラで登り、そこから “クライネシャイディック” まで行くトレッキングルートです
このルートはほとんど水平で、アイガーやユングフラウを正面に見ながら進んでいく、天空の遊歩道ともいえる、人気の優しいルートです
“クライネシャイディック” からは、登山電車に乗らず、歩いてグリンデルワルトまで下りました・・・アイガー北壁の真下の取りつきを通り、牛の放牧されているお花畑の中をのんびり時間をかけて下りました
もう一つの人気ルートは、グリンデルワルトの村の谷をはさんで、アイガーとは反対側の “フィルスト” 周辺です・・・以前は、ヨーロッパで一番長いという4,000m以上あるリフトで、30分ほどかけて登りました・・・途中に駅もありました
そのリフトは、なんと横向きで “ベルナー・オーバーラント三山” を眺めながら登るというめずらしいリフトでした・・・・・・今はこれもゴンドラにかけ変わっているようです
今は “フィルスト” から村まで下るいろんなアクティビティも充実しているようですが、もちろんトレッキングコースもあります
人気なのは “フィルスト” から “バッハアルプゼー” という天空の山上湖を往復するコースです・・・この道もほとんど平坦で、谷を隔てたアイガーを見ながら進みます
氷の浮いた “バッハアルプゼー” は、まさに立山の “みくりが池” のようです
普通は引き返すのですが、われわれはさらにそこから進んで “ファウルホルン” 2681mに登り “ブスアルプ” へと大周りしてグリンデルワルトへ戻りました
まだまだたくさんトレッキングコースはあるのですが・・・
“メンリッフェン” と “クライネシャイディック” を歩いて結べば “アイガーのⅤ字プロジェクト” のⅤが三角形になるのね
ゆっくり登山電車で行くのも楽しいんだけどね
ユングフラウ鉄道の “アイガーグレッシャー” 駅で途中下車して “クライネシャイディック” まで歩いたこともあるわよね
牛の放牧されている、草原のお花畑の中を歩くのは楽しいよね
その中を “アルプスマーモット” があっちこっちで、たくさん走り回っているのよね
“ファウルホルン” では “ライチョウ” のつがいも見たわね
“大ライチョウ” ではなくって、日本のライチョウのサイズだったわね
“スバールバルライチョウ” なんだろうね
とにかく、日本にはない景色ね・・・
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