
2日目のこの講義も興味があったので行くつもりだったのですが、昨日の講義があんまり頭にきて疲れたので、どうしようかと迷ったのですが、ヒマなのでやっぱり行くことにしました
会場下の駐車場に行ってみたのですが、空いていてすんなり止めることが出来ました
来ている人も、昨日の半分以下でした・・・その日は外が眺められる後ろの椅子席に座って楽に過ごせました
先生は “高原明生” という60代の先生で、東京大学を退官後、現在は東京女子大の教授をしているのだそうです・・・この先生も現代中国政治が専門で有名な先生なのだそうです
昨日のこともあり、中国ということなので、左巻きの中国を擁護するような発言があるのかと身構えていたのですが、結論から言えばしゃべりもうまく、バランスが取れていました・・・トランプは大嫌いの様でしたが・・・
大戦後からの歴史と背景、世界の現状、国際秩序・各国の思惑や対応についての話がありました
中国の中心的な課題は “アメリカとの戦争に勝つこと・・・” で、当面はアメリカとの関係を安定させなければいけないと思っているが中国は絶対にあきらめない
アメリカに勝つためにはロシアを支え、お互いに支えあわなければアメリカと対抗できないと思っている
さらに日本やヨーロッパと関係を安定させ、日本やヨーロッパとアメリカの間にくさびを打ち込み分断させたい・・・トランプの登場で、ヨーロッパとの関係が微妙になり中国は喜んでいる
さらにグローバルサウスを援助し支持を広げていく・・・アメリカが無茶を言ってくるので、別の枠組みにも加わっておきたいということで、BRICsに入りたいという国が増えている
日本との関係を安定改善させたいと思っているのは間違いないが、軍の動きは要警戒で、領空・領海などじわじわやってくるのが中国のやり方・・・これれには強く反発することが大事
日本人が襲撃されるのは、社会全体の状況の悪化、度の過ぎた愛国主義教育・・・これも日本から強く言わねばならない
反スパイ法も何が罪になるのかはっきりさせる必要があり、こんなことでは中国離れが起きる
中国一般の人たちは、相手がやったことは覚えているが自分たちがやっていることは知らない
この先、中国経済は減速すると思われるが、社会の安定にどんな影響があるのかわからない・・・その時にはどういう対策を打って来るのか注視する必要がある・・・そんな内容でした
質問した “国家情報法について・・・” の話は出ませんでしたが・・・


“信濃木崎夏季大学” に行ったのは、その2講座だけだったの・・・

うん、後はあんまり興味のある講義じゃなかったから

3日目は “平家物語と琵琶法師‐木曾最後を聴く・・・”
4日目は “コミュニケーションから考える言語と意識の起源・・・”
5日目は “歴史学の歴史‐近代日本を中心として・・・”
最後の6日目は “食の歴史‐英国の経験と日本の現状・・・” だったのね・・・

無料なら聞きに行ってみればよかったのに・・・

興味がなくってもね・・・

近くだし、ヒマなんでしょ・・・

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