“大町温泉郷” でクマです・・・わずが10m先にいました

大町ダム

“高瀬ダム” から下ってきて、大町温泉郷の “薬師の湯” に入っていたのですが、緊急放送や温泉の人からの注意で、熊が出ていることは聞いていました

“薬師の湯” から出てくると、駐車場でパトカーが2台と消防団の車1台が、私の車のそばで赤色灯をクルクル廻して止まっています

車に近づいていくと、警察官がパトカーから飛び出してきて “そこにクマがいます、その車ですか・・・早く乗ってください・・・” と言われました

車のそばまで行って藪の中を見ると、クマです・・・クマがいます、大きな成獣のクマです・・・最近テレビでよく見る本物のクマです・・・私の車のわずか10メートル程奥のヤブの中で、あたりを気にする様子もなく、座って何かを悠然と食べています・・・本物のクマです、パンダではありません・・・まさかこんな目の前で・・・初めて野生のクマのナマを見ました・・・間違いました、ナマのクマです

まだ報道も猟友会の人も来ていないようです・・・パトカーの中から見守っているだけです・・・どうしようもありません

その2,3日前、すぐ近くの温泉郷のホテル内の中庭で、猟友会による駆除の訓練の様子をテレビで見たばかりです

写真を撮りたかったのですが、まさかカメラを出して撮るわけにはいきません・・・許してくれるはずがありません怒られます

しばらくどうなるのか見ていたかったのですが、エンジンをかけてその場を離れました

もうだんだん暗くなる時間帯ですが、その後どうしたのでしょうか・・・その後のニュースでは、捕獲・駆除等の何の報道もありません・・・あれば全国的なニュースになっています

そして次の7日の朝には、温泉郷で2頭のクマの目撃があったのですが見失った・・・とニュースがありました

秋田県では自衛隊に出動を要請しましたが、火器を使うことはできず、わなを仕掛けたりクマの処理をしたりという後方支援しかできないようです

だいたい本職ではない民間の猟友会のボランテイアに頼るのは無理があります・・・命の危険を冒して日当は1万円程で、弾やガソリン代で赤字だと言います

猟友会員が駆除の要請を受けて発砲したのに、それが市街地だったということで、猟銃免許を取り消されたとして裁判になっています

ここはやっぱり、住民の安全の確保ということで、警察官しかいないと思います・・・警察官の拳銃くらいでは、当たってもクマの皮下脂肪は厚くて、逆に向かってこられて危ないということですが、ライフルが認められたというニュースも聞きました

七倉ダム

先にこのクマを見ていれば、高瀬ダムには行かなかったと思うね

わずか10m先に見たんでしょう・・・

いきなり向かってこられたら自信がなかったね・・・

何の自信よ・・・

“スプレー” 持って行かなきゃね・・・

あれは “ハエ・蚊” 専用だから・・・

無いよりましでしょ・・・

大町温泉郷では、その後10日に1,2mのクマ1頭を、吹き矢の麻酔で捕獲したというニュースがあったわね

山に帰したらしいけど、また出てくるでしょ・・・

九州にはクマはいないんだよ・・・

知ってるわよ、千葉にもいないんだって・・・

高瀬ダム

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