“岩岳山” 登山・・・? と “蛇紋岩”

マウンテン・ハーバーから白馬岳

11月中旬、いい天気になったので、どこへ行こうか・・・と考えました

紅葉はもう終わっているようですが、今年はまだ行ってなかった “岩岳” に行ってみることにしました

昨年のように、上りは “ゴンドラ” で上り、下りは歩いて下ろうと考えていました

しかし、ゴンドラ乗り場に行くと、動いていません

“グリーンシーズン” の営業が先週終わり、12月中旬のスキーの “ウインターシーズン” までの準備期間なのだそうです

“エ~・・・” っと思いましたが、よく考えてみると、歩いて登ればいいのです

高さは1,200mほどで、鷹狩山より少し高いくらいです

だ~れもいない岩岳山頂を楽しめます

マウンテンバイクが、そばを走っていくこともありません

ゴンドラ代も浮きます

逆に、楽しくなってきました

でも登り始めると、スキーでは面白みのない緩斜面だと思っていたところが、結構な斜面です

スキーでは、あっという間のところが、こんなに長かったの・・・という感じです

山頂付近には、スキー場準備の人たちはいましたが、山頂ひとり占めです

人気のテラス “マウンテン・ハーバー” も、もちろん気持ちよくひとり占めです

さすがに、ぶらんこ “ヤッホー・スウィング” は出来ませんが・・・

白馬三山は、かすかに雲がかかっていましたが、テラスを独占して昼食をとり、下り始めました

下りはあっという間です

以前にも書いたと思いますが、唐松岳の八方尾根や、五竜岳の遠見尾根の一部に “蛇紋岩帯” が露出しており、岩岳山頂付近にも分布しています

“蛇紋岩” とは、マントルを構成している “カンラン石” が、水と反応して変化した岩石なのだそうです

花崗岩と比べて密度が高く重たく、すべすべ・つるつるしているので、滑りやすくなっています

植物の生育には適していないので、大きな木が育たなく、高山植物帯となっています

また、丸みを帯びた斜面なので、この辺一帯はスキー場に適した場所になっているということです

そして、この鉱石は温泉の成分にも影響を与えています

水素含有率が非常に高く、この辺の温泉は、強いアルカリ性なのだそうです・・・

我が家の “薪ストーブ” の周りには、いろんな山から拾ってきた “石” が並んでいます

“キリマンジャロ” の石もあります

深緑色にキラキラと輝く美しい岩石なので、2つほど持って帰りました

蛇紋岩

以前 “唐松岳” から拾ってきた石も、蛇紋岩だったね

きれいな石ね・・・

石には、不思議な力があるような気がするわね

“岩岳” は、いろいろやっているようね・・・

“五線” の下に広場を作って、カフェを開いたり “カート” を走らせたりしているらしいわね

そうそう、下ってから気が付いたんだけど、昨年まであった “従業員寮” が無くなっていたよ

何シーズンか、お世話になったのね・・・

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