2月5日の朝日新聞の “日曜に想う” という欄に、驚くような記事がありました
“鎌倉幕府における外交の不在”・・・さすが朝日新聞という記事です
これを書いたのは “天声人語” を書いていた人なのだそうです
その内容は・・・(抜粋)
『元寇とも蒙古襲来ともいわれる戦争が、鎌倉時代に2度起きた
最初の “文永の役” で、何とか追い返すことが出来たが、その翌年に来た “元” からの使節に対して幕府が選んだのは、話し合うことでなく、首をはねることだった
その結果 “文永の役” よりはるかに大きな勢力が襲う “弘安の役” となる
当時の日本には、外交というものがなかったとしか思えない
“元” に服属することなく、戦争も回避する外交もありえたのではないか・・・と書いています
まったくこの人は、何を言っているのでしょうか・・・
服従させ属国にしようと、降伏を促す使者に対して、外交があれば、話し合いをすれば、属国にもならず、戦争も起きなかったと言いたいのでしょうか
軍事侵攻し、属国にするために、侵略のため日本に攻めてきた “元” に対して、外交の失敗だったと言っています
侵略者に対して “話せばわかる・・・” と言いたいのでしょうか
“お花畑・・・” もいいところです
以前ブログに “元寇 文永・弘安の役” について書いたことがあります
モンゴル帝国は、領土拡大のため侵略を繰り返し征服し、その戦い方は壮絶で、徹底的に残虐・虐殺・強奪の非道の限りを尽くし、残りは奴隷にして、何百ともいわれる民族と文化を消滅させ、ユーラシア大陸に、大モンゴル帝国をつくりました
元軍は、最初の “文永の役” の時、九州でちょっと書くことが憚られるような、残虐・非道の限りを尽くし、その翌年、降伏を促す使節を送ってきました
博多湾に石垣の防塁を築き、守りを固め元軍を阻んだのですが、防衛・反撃せずに属国になればよかったというのでしょうか
降伏すれば、他の侵略した多くの国々と同じように、鎌倉幕府も朝廷も皆殺しで、その他は奴隷です
日本という国が無くなり、日本という国の歴史と民族・文化が消えてしまう未曾有の大危機を乗り越えることが出来ました
朝日新聞は “防衛費増大” や “反撃能力“ を持つことに、この期に及んでも、大反対のキャンペーンをしたいのね
それに、今の教科書には “元” から、それまで何度か脅しに来ていた使者に対して、日本が返事を出さず無視したため “元寇” が起きたと書いているらしいよ
今の教科書は、日本が悪かったから “元寇” が起きたと書いているのね
朝日新聞も教科書も、何とかしたほうがいいね・・・
ウクライナにロシアが侵略を初めたとき “戦うな・・・” “降伏すれば命は助かる・・・” と言っている人たちがいたわね
元大阪府知事をはじめとする、テレビコメンテーターたちね
この人たちは、国土を失い主権を失う・・・ということが、どういう事かわかってないのね
元寇の時、執権に任命されたのは、16才の “北条時宗” だったのね
現在の “日本” という国があるのは “北条時宗” のおかげだね・・・
“救国の大ヒーロー” ね・・・
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