“蔵出し!西洋絵画15選” の、第6番目の作品は “ヒエロニムス・ボス” の “快楽の園” です
おおきな、屏風のような “三連祭壇画” です
大きな屛風のようだとは言っても、三面鏡のような外開きの形で、
220cm×389cmと、屏風よりはるかに大きな絵です
スペイン・マドリードの “プラド美術館” にあります・・・あるそうです
プラド美術館には、2度行ったので、この絵は見ました・・・見たはずです
・・・しかし、正直言って覚えていません・・・
以前は、そんなに “絵画” に興味があるというわけではなかったので、この絵が、そんなに有名な絵だとは知りませんでした
ただ、通り過ぎただけのような気がします
興味がないというのは、ほんとにもったいない・・・
ボスは、超個性的・空想的な画家で、絵は怪奇で奇妙なところもある不思議な絵で、この祭壇画には、様々な寓話が描かれています
奇想天外という言葉がぴったりで、これが祭壇画・・・?という感じです
しかし、天才的ともいえる、現代的な構成や色づかい、幻想的で怪異な作風は、後世の画家たちに多大な影響を与えました
この作品は、プラド美術館でも “最重要作品” の一つに指定しています
プラド美術館は “ベラスケス” や “ゴヤ” などの “スペイン絵画” を中心に、フランドルやイタリア絵画を多く所蔵しています
イタリア・ルネッサンスの影響を受け “王の画家にして、画家の王” と呼ばれた “ルーベンス” の作品もたくさんあります
この絵は “プラド美術館” で見ました、ポイント1・・・15分の4です
この絵は、当時から評判がよかったそうだけど、天才のやることは、違うわね
これが “シュールレアリスム” へと繋がっていくのね
“ミロ” や “ダリ” が、影響をうけたというのもわかるわね
よく見ていると、だんだんはまってくるよね
強烈な愛好者がいるのも、わかるわね
2年前 “ルーベンス展・バロックの誕生” という展覧会を “国立西洋美術館” に、見に行ったね
“プラド美術館” から、たくさん作品が来ていたわよ
絵は、イタリアの影響を受けた、大きな迫力のある作品が多かったわね
“フランダースの犬” でネロが、祈りを捧げたのが “アントウェルペン大聖堂” の “ルーベンス” の描いた “聖母被昇天” なのよね
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