“イスラエル” のネタニヤフ首相は、イスラエルを憎悪するテロ支援国家 “イラン” が核兵器を持てば、イスラエルの存亡に関わり、生存を脅かす脅威だとして、自衛の為の攻撃だと先制攻撃に踏み切りました
イスラエルは、イランの核関連やミサイル発射施設などへの攻撃を続けていましたが、イランも徹底抗戦の構えで弾道ミサイルやドローンで応戦し、交戦状態になっていました
地下深くにあるイランの核関連施設を破壊するためには、アメリカの地中貫通弾・バンカーバスターが必要なのですが、ついにアメリカも、イランの地下核施設に対して爆撃を行いました
その後、双方の応酬のあと、停戦状態ということになっていますが、全く予断を許しません
アメリカのイランの地下核施設攻撃は、過去アフガニスタンやイラクであったような泥沼の戦争状態にもなりかねず、中東情勢は周辺国を巻き込んだ、極めて深刻な事態になる可能性もあります
私がイランに行ったのは1975年でした・・・その4年後の1979年にイラン・イスラム革命が起きました
親米だったパーレビ王政権が倒され、ホメイニ師によるイスラム原理主義国家になり、中東への介入を繰り返していたアメリカとイランは敵対するようになりました
エルサレムを奪われ、またアメリカから支援を受けているイスラエルにも敵意を抱き、パレスチナの “ハマス” レバノンの “ヒズボラ” イエメンの “フーシ” など、各地のイスラム武装テロ組織を支援して、イスラエルを公然と攻撃していました
そして、アメリカがイランの地下核施設に対して空爆に踏み切り、その後停戦状態なのですが “ホルムズ海峡” の封鎖といった地域全体の安定を大きく揺るがす事態になる可能性も捨てきれません
1年半ほど前、イランの支援を受けたイエメンのフーシ派が “ホルムズ海峡” を通過する船舶に攻撃を行った際には、世界の物流を混乱させました
“ホルムズ海峡” は、世界の原油供給の2割が通過しており、もしホルムズ海峡が封鎖されれば、原油の9割を中東に依存している日本は、ガソリン・燃料・製造、物流・電力など、甚大な被害をこうむることになります
そして問題なのが、アメリカがウクライナやイランに力を注いでいる間アジアはガラ空きになり、中国はやりたい放題になります・・・台湾や尖閣列島などに手を出してくることは十分に考えられます
グランバザール入り口
“フーシ派” のホルムズ海峡での貨物船への攻撃で “山崎春のパン祭り” のフランス製のお皿が被害を受けたよね
アフリカ喜望峰を回る航路へ迂回したため、余計な経費と時間がかかったのね
封鎖されたらどうするのよ・・・
原油価格が上がれば、ロシアは大喜びだね
ウクライナ侵略も終わらないわね・・・
だいたい中東の石油に依存しすぎでしょう
だから、アラスカのパイプライン建設に協力して、アメリカから原油を輸入すればいいのよ
なにしろ、安全だし近いからね・・・
アメリカとの関税問題の切り札としてもね・・・
そうすれば、トランプも大喜びだよ・・・
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