“反スパイ法” 施行 中国

中国で “反スパイ法” が改正され、7月から施行されています

今までも国家の機密や情報のやり取りをスパイ行為としてきましたが、今回の改正で定義が大幅に拡大されました

国家の安全と利益にかかわる文書、データ、資料、記事を含む国家機密の所持がスパイ行為の対象になり、取り締まりの強化が始まるようです

しかし、具体的に何がいけないのか、何がスパイ行為に当たるのかがしめされてなく、国家機密が何をさすのかわかっていません

国家安全当局の権限を強化し、疑いがあるだけで手荷物や電子機器を強制的に調べられるようにしたことや、スパイ活動に使った疑いのある場所や施設、財産は凍結できるようにしたということですが、そんなことは既に以前からやっています

そして、いかなる中国の国民や組織も、スパイ活動を見つけたら速やかに国家安全当局に通報しなければならないという義務を課し、むしろ反スパイ活動に貢献すれば表彰するとしています

日中青年交流協会の、200回も訪中し交流に努めていたという元理事長が、6年間拘留され昨年末解放され帰国しました

この元理事長は空港で拘束され、24時間監視され照明も消さない部屋に7か月間拘束され、7か月で太陽を見たのは1回だけだったといいます

その後裁判で、懲役6年の刑が言い渡され、その刑期が終え昨年末帰国しました

また最近では、20年にわたる勤務経験がある製薬会社の日本人が、駐在を終えて帰るところをスパイ活動があったとして拘束され、何がスパイ行為に当たるのか、中国側は明らかにしないまま現在も拘束が続いているというのです

逮捕された場合、中国の刑法に基づいて処罰され、最高刑はもちろん死刑です

現在まで17人が、拘束されているそうですが、日本政府が、過去解放に成功したことはありません

改正案は曖昧で、中国当局の判断次第で何とでもなり、スパイ行為というものが、どんなものか全く示されていません

とにかく何でもありで、何でもスパイ行為になるので、日本の企業は危機感を強めています

パナソニックやダイキンや日立など、日本の空調設備会社は、生産拠点を国内に移管し、脱中国することにしたようです

しかしなんとNHKは、中国には日本からの投資と技術供与が必要です・・・と言っています

脱中国に向かい、いろんな企業が帰ってきているのに、まだ中国に投資したほうがいいと言っているのです

まったくめちゃくちゃで、意図的だとすればとんでもない話です

写真を撮っただけで警察署に連行されたり、軍事施設に入ったといわれて逮捕されたことがあるのね

中国共産党が、ここは軍事施設だと言えば、空き地でもどこでも軍事施設になるのね

写真を撮るのは絶対ダメだけど、写真を取られても駄目だといわれているね

顔写真を取られると、顔のデータがすっかり取られるのね

中国には監視カメラが、2億台設置されていて、すべて顔認証され、どこで何をしたかすべてわかるらしいね

海外の企業も危機感を強めているわね

とにかく、中国に行く意味が全くないわね

中国に行ってる会社企業は、今直ぐ帰って来るべきね

6年の刑期を終え日本に帰ってきても、日本政府からはなんのコンタクトもないんだって・・・

日本政府は、国民を守ろうという気があるのかね

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