“シャインマスカット” 種苗法 “ブラックシャインマスカット”

秋の収穫シーズンになってきました

いろんな果物の、収穫のニュースが聞こえてくるようになりました

“シャインマスカット” もそうです

初めてこのぶどうを食べた時、こんなにおいしいぶどうがあるのかと、びっくりしました

皮ごと食べる、という昔にはなかった品種で、そのおいしさは衝撃的でした

ずいぶん出回ってきたようですが、値段もよく、高級ぶどうの代名詞になっています

我が家では常備しており、毎朝の朝食時に食べていますが・・・

このシャインマスカットが、中国流出で毎年100億円の損失が発生しているということです

このシャインマスカットは、33年の知恵と労力、お金をかけて日本の農研機構が開発しました

これが、何年か前から無断で中国に流出してしまいました

中国が “種苗” を正規に購入し現地で栽培されれば、開発した日本は許諾料として年間100億円受け取るれるのに、まるまる損をしているのだそうです

現在、中国でのシャインマスカットの栽培面積は、すでに日本の30倍に達しています

中国だけではありません、韓国でも栽培され、海外で大人気になり日本にも逆輸入されています

中国も韓国も輸出して、稼ぎまくっています

同じく、日本で開発されたイチゴ “紅ほっぺ” も、無断で流出してしまいました

すでに中国での “紅ほっぺ” 栽培面積は、中国の全てのイチゴ栽培の25%を占めています

そして、その “紅ほっぺ” 一種の栽培面積は、日本の全てのイチゴの品種を合わせた栽培面積と比べても、すでに8,4倍に達しているということです

そのほか、桃、サクランボ、サツマイモなど、多くの日本品種が流出しており、その損失は毎年数千億円になるといわれています

農水省は種苗の海外流出を防ぎ、知的財産を守るため、1年半ほど前に、やっと “種苗法” を成立させました

やっと、無断で持ち出した場合、刑事罰や損害賠償の対象になりました

・・・と書いていたところへ “ブラックシャインマスカット” が山梨県で開発されたというニュースを聞きました

ぶどうの品種改良は、他の果物に比べて難しく、奇跡的に開発された最高傑作なのだそうです

中国・韓国は、狙ってくるでしょうが、これは絶対に守らなくてはいけません

なに見栄を張っているのよ・・・

我が家で “シャインマスカット” が食べられるのは “値下げ品” または “半額” のシールが貼ってあるか “見切り品” の棚に見つけた、超ラッキーな時くらいでしょ・・・

“種苗法” が出来るまで、日本のガードが甘かったのね

ホームセンターで、簡単に誰でも買えたからね

農水省はいったい何をやっていたんだろうね

りんごの “ふじ” “シナノゴールド” や柑橘類の “デコポン” もそうなんだって・・・

いちごの “章姫” “とちおとめ” もね

以前、平昌のオリンピックのカーリングの試合の “もぐもぐタイム” で、韓国産のイチゴを食べていたので、議論を呼んだよね

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