9月の中旬、北アフリカの “リビア” と “モロッコ” で、大きな災害が発生しました
“リビア” では、大雨による大洪水が起き、死者が2万人を越えるのではないかと言われています
場所は、私が滞在した “ベンガジ” よりさらに東の “デルナ” という町で、2つのダムが決壊し大きな被害が出ています
リビアは以前ブログに書いた通り、2つの政治勢力が対立した混乱状態で、救助や支援受け入れに支障が出ており、さらに被害の拡大につながっているいるということです
また “モロッコ” では、内陸部を震源にしたマグニチュード6,8の大地震が発生しました
被災の中心になった “マラケシュ” は観光都市ですが、土の家が多く死者は数千人に上るのではないかと言われています
“リビア” については、滞在した時のことや現在の状況は、以前ブログで結構書きましたが “モロッコ” にも2度行っています
初めに行ったのは、もう50年ほど前になります
パリ滞在中、アルジェリアのアンナバという町にいる先輩が “いつでも遊びにおいで・・・” ということだったので、陸路で行ってみることにしました
マドリッドからアルへシラスの港まで行ってタンジールへ渡り、その後は、タンジールからメクネス、カサブランカ、ラバトを旅しながら、国境の町ウジュダへ向かいました
この時は、アルジェへ早く行こうと、マラケシュへは行きませんでしたが・・・
2度目、モロッコを訪れたのはそれから18年後、逆コースでかみさんと一緒でした
イタリア滞在中、イタリアのあまりのいい加減さにうんざりし始めて (個人の感想です・・・) 早くイタリアから出ようとシシリー島へ渡り、1回目の時印象の良かったチュニジアのチュニスへ渡りました
チュニスからは、逆にアルジェリアを経てモロッコに入り、カサブランカを経て “マラケシュ” に向かいました
この時は8月で無茶苦茶暑く、奮発してエアコン・プール付きのホテルに泊まったことを覚えています
マラケシュの旧市街は世界遺産で、スーク(市場) が迷路のように発達しており、その中心の “ジャマ・エル・フナ広場” は、一晩中お祭り騒ぎのような賑やかさです
こうして旅行の行程だけ書けば簡単なようですが、ほんとはそれぞれの場所や国や街で、それぞれ長い長いお話になるのですが・・・
旅は、考えてたようにスムーズにいくことなんて、絶対にないからね
うまくいかないことや、うんざりすること、予定変更の嵐ね・・・
行ってみないとわからないことだらけだもんね・・・
日本人を含めて、いろんな人とかかわったりね・・・
タンジールからスペインのアルへシラスのジブラルタル海峡は、2時間ちょっとの快適な航路で、時差が2時間だったわね
18年後に、往復したのね・・・
以前、ジブラルタル海峡に海底トンネルができるという計画があったと思うんだけど、この世界情勢じゃ無理だろうね・・・
マラケシュの旧市街は、世界遺産なのね・・・
ヒッチコックの “知りすぎていた男” の舞台ね
“観光地ずれ” していて、フェスやメクネスのほうが静かでいいという人もいるわね
中心地のジャマ・エル・フナ広場で、クスクスやナツメヤシ食べたわね
カタツムリを食べて、テ・モロック(モロッコ茶) も飲んだよ
マラケシュは、どのくらいの被害になってるんでしょうね・・・
リビアは、自然災害と人災で悲惨な状況ね・・・
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