美麻村の “竹の波”
青木湖を歩いた時のブログに、いま大町市では、9月13日から11月4日まで “北アルプス国際芸術祭2024” が開催されれているということを書きました
この芸術祭は3年ごとに開かれており、今回は3回目で大町市の5つの広いエリアに、国内外のアーティストの38作品が展示・公開されていて、パフォーマンスなどのイベントも開催されています
すべての作品を鑑賞する “パスポート” は、3,000円で、個別の作品だけだと300円となっています
長野駅からの “オフィシャルツアー” や、大町周遊の “アートバス” も、3コース運行されているようです
全国放送のテレビや地元の番組でも紹介され、市街地など地図を見ながら歩いている人を結構見かけます
第一回目の芸術祭の時は “パスポート” を買って見て回ったのですが、2回目の時は、野外の無料で見られるものだけを見て回りました
しかし今回は、ボランティアさんもたくさんいて、それぞれ受付があり、無料というわけにはいかないようです
そして、青木湖を歩いたときのことなのですが、中綱湖畔に “水” をモチーフにしたオブジェがあったことを書きました・・・小さな受付はあったのですが、誰もいなかったので、すぐそばまで行って見ることが出来ました
あとで分かったのですが、この芸術祭は水曜日が休日だということです・・・その日は、たまたま水曜日だったので、受付の人がいなかったようです
そうか・・・だったら水曜日に回れば無料で見られるのではないかなと思って廻ってみました
思った通りでした・・・もちろん野外のオブジェなどの作品に限りますが・・・
今回の芸術祭の一番の目玉で、いろんなテレビ番組で紹介されているので、どんなものかはわかっていたのですが、八坂村の “竹の波” に行ってみました
八坂村の大きな公民館を、丸ごとぐるりと一周、竹を編んで囲んだ作品で、上向きに成長する竹と、横方向に吹き抜けていく風を編みこむことで、独特な波のような曲線を描き、竹は風の作品になるということです・・・まあうんちくはともかく、実物はテレビで見る以上の、スケールの大きな見ごたえのある作品でした
そうそう “竹の波” に行く途中、美麻村の古い廃墟となったトンネルの中にも作品がありました・・・地元の竹と土を用いた2体のレリーフで、トンネルの形状もその一部になり、完成と崩壊、永遠と儚さが交錯する・・・という空間作品だそうです
また水曜日に廻ってみようと思うのですが・・・
なんでまた無料で見たことを書いてるのよ・・・
ちゃんとお金を払って見なさいよ・・・
八坂村の作品は、今回の芸術祭一番の大作だね
かなり時間がかかったんでしょうね・・・
まっすぐ伸ばせば、東京まで届くんだって・・・
この台湾の作家は、毎回 “八坂村” で地元の住民の協力を得て、共同製作しているんだよね
作品の竹は、堅い日本の竹と柔らかい台湾産を組んでるんだって・・・
それにしても、山の中に立派な公民館ね・・・
ずっとこのまま残しておけばいいのにね・・・
美麻村の旧トンネル内の作品
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