“尖閣諸島・中国のブイ”　と　“フィリピン・スカボロー礁”　・・・

南シナ海では、中国船によるフィリピン船への妨害行為が続いています・・・スカボロー礁の近海で、漁民に対して放水銃の発射や衝突が繰り返されています

中国は、さらにエスカレートし、緊張と攻撃の度合いを強めており、人命を奪いかねない危険な行為です

スカボロー礁は、フィリピンのＥＥＺ内にあるのですが、中国は勝手に中国固有の領土だと主張し、実効支配しています

国際裁判所によって、中国の主張は無効とされたのですが、全く無視です

日・米と、オーストラリア、フィリピンの４か国は、中国を名指しし、南シナ海でのフィリピン船に対する妨害行為を、危険で不安定化をもたらす・・・と非難していますが・・・

日本の領土・尖閣諸島でも、中国海警局の船が領海内に頻繁に侵入し、沖縄の漁民を追いかけまわしています

尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域内に、中国は直径10ｍもある巨大なブイを設置しているのですが、日本政府は１年近くたっても放置したままです

沿岸国は、国際法に基づき沿岸から200海里までの範囲は、ＥＥＺとして設定でき、天然資源を優先的に探査したり開発する権利がある・・・とされています

中国は、自分の国のＥＥＺ内だと主張し、南シナ海と同じように周辺海域は中国の管轄内だということを、世界に向けて既成事実化しようとしています

もちろん国際法違反行為なのですが、中国にブイの撤去を求めても、相手にされず、日本はビビッてただ見ているだけで、何にもできません

日本自身が領土・領海を真剣に守る決意と能力がない・・・ということを世界中にさらしており、またこんな国を海外の国が応援したり助けてくれるするはずはありません

頼清徳政権誕生で、台湾を囲むように軍事訓練を始め、与那国島のすぐそばで演習をしているのに、沖縄は見ているだけです

沖縄の玉城知事は、沖縄離島の基地の計画、配備、シェルター建設に対して、対話による平和構築こそが、本来日本がとるべき外交の手段だ・・・などと、未だにとんでもないことを言っています

沖縄と沖縄県民を守ろうという気がないどころか、中国に歩み寄ろうとしています・・・この知事も中国が大好きなようです

沖縄県知事もとんでもないのですが、日本政府と上川外務大臣は、ブイの撤去もできず、日本領土と日本国民を守る気があるのでしょうか