だいぶ前になりましたが、ブログ “人流ってなあに・・・” で、今までに聞いたことのない “人流(じんりゅう)” という言葉の “違和感・気持ち悪さ” について書きました
コロナ以前、聞いたことのなかったこの言葉は、いまや、コロナ関連のニュースの中で、誰も疑問に思うことなく、使われるようになってしまいました
“人の流れ” という、ごく普通の言葉でいいのに、ほとんど音の数も違わないのに、わざわざ音の汚い、下品な言葉に言い換える必要がどこにあるのでしょうか・・・
この “人流” という言葉と同じく、以前から “違和感・気持ち悪さ” を感じていた言葉があります
それが “肉汁” という言葉です
漢字だけを見ると “にくじる” かと思いますが、もちろん “にくじゅう” と発音します
この言葉も、音が汚く、下品です
“肉のしる・・・” だなんて、ジューシーなことを言いたいのでしょうが、まったく “おいしそう・・・” だなんて思えません
むかしは使われていなかったと思いますが、だいぶ以前から使われるようになり、その時からずっと、気持ち悪さと違和感を感じていました
“グルメ番組” などの “食レポ” で、何かを言わなければいけないレポーターが、行き当たりばったり、で使うようになり、ひろまったのではないでしょうか
そして、今や右へ倣えで、誰もが何の躊躇もなく、普通に使うようになってしまいました
つい先ほど、ジューシーという言葉を使ってしまいましたが、この言葉も嫌いです
水分があってみずみずしいことを言いたいのでしょうが、肉について使うのはどうなのでしょうか
これも “食レポ” のレポーター達の仕業だと思いますが・・・
濁る言葉って、なんだかきれいじゃないわね
かっこよく濁る言葉も、たくさんあるわよ・・・
“にくじゅう” という言葉で、うまそうだなんて感じるのかしらね・・・
むしろ、まずそうだけどね・・・
センスやデリカシーが、全く感じられないわね
語彙が貧困なのね・・・
人が使っていると、使っちゃう人がいるのよね
自分の “感性” で、言葉を選ばなくっちゃね
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