ヨーロッパの “氷河は” ・・・日本の “氷河” は9つに・・・

“シャモニ” “ボソン氷河”

前回のブログで、長野県白馬村の白馬連峰にある “杓子沢雪渓” と “不帰沢雪渓” の2つの “雪渓” が “氷河” と認定され、現在確認されている氷河は、これで白馬に3つ、大町にひとつ、そして富山県の剣・立山周辺に5つ、合わせて国内に9つの “氷河” が確認されました・・・と書きました

さらにもう一つ、10個目の氷河として “白馬沢雪渓” も “氷河” の可能性が高いということです

ヨーロッパアルプスを歩くと、気候は大町とそんなに違わないのに、あっちこっちに氷河があります・・・日本にはどうしてないのかな・・・氷河があってもちっとも不思議ではないのに・・・と思っていたのですが、9つ氷河が確認されました

“シャモニ” には、街の中のどこからでもモンブランから下ってきている大きな “ボソン氷河” が見えています・・・おなじ街中から見える “杓子沢氷河” とはちょっとスケールが違います

さらに “シャモニ” では、市街地から登山電車に20分ほど乗り “モンタンベール” に行くと “グランド・ジョラス” から下ってきている巨大な “メール・ド・グラース氷河” があります

“エギーユ・ミデイ” ロープウェイの途中駅 “プラン・ド・レギーユ” から “モンタンベール” まで歩いていきました・・・

氷河見物から始まった “グリンデルワルト” にも市街地近くに2つの氷河があり、また “クライネシャイデック” からアイガーの中をくりぬいた登山電車で “ユングフラウヨッホ” に上ると、アルプス最大で世界自然遺産に指定されている “アレッチ氷河” の上に出ます

“ツェルマット” では、登山鉄道で “ゴルナーグラート” まで登ると “モンテ・ローザ” や “ブライトホルン” をバックに巨大な “ゴルナー氷河” を眼下に見ることが出来ます

“サンモリッツ” では “コルバッチ氷河” を見ながら “ピッツ・ムルテル” 3433mまで登り、ロゼックの谷まで歩きました

また “ツェルマット” と “サンモリッツ” を結ぶ山岳リゾート鉄道は “氷河急行” グレッシャー・エクスプレスと呼ばれています

“氷河急行” は急行と言っても、景色を楽しむため291キロを8時間かけて走り、平均時速は34キロほどで世界一遅い急行と言われています

さらに “氷河急行” から続いて “サンモリッツ” からイタリアの “テイラノ” へ下る電車 “ベルニナ急行” も人気で、周辺の景観と合わせ世界遺産に登録されており、途中車窓から氷河が見えています

“シャモニ” “メール・ド・グラース氷河”

“グリンデルワルト” “アレッチ氷河”

“ツェルマット” “ゴルナー氷河”

“氷河急行” はあまりにゆっくりなので、リスが遊んでいるのが見えたわね

“ベルニナ急行” は “伊豆箱根登山鉄道” と姉妹鉄道で日本語の看板がたくさんかかっていたわね

そのまま “テイラノ” から、リゾート地 “コモ湖” を経由して “ミラノ” まで下ったんだけど、2026年の冬季オリンピックは、その “ミラノ” と “コルチナダンペッツオ” だね・・・

もう来年なのね・・・

新競技で “スキーモ” といわれる山岳スキー競技があるんだよね・・・

“コルチナダンペッツオ” のウインタースポーツは、わかるけど “ミラノ” では何をやるの・・・

スケート関係なんだろうね・・・

その次の2030年は、またフランスに決まってるらしいわね

また “シャモニ” でやるのかしらね

“ベルニナ急行” から・・・

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