“シャレード” オードリーヘップバーン “ヘンリー・マンシーニ”

パリの街角で

傑作です・・・大好きな映画です

なんて、おしゃれなんだよ・・・

“オードリーヘップバーン” の映画の中で、1番です

冒頭いきなり、汽笛を鳴らして走ってくる列車の中から、死体が放り出されます

そして、ハイテンポなリズムで “シャレード” が流れ始めます

映画の始まりです・・・

オードリーヘップバーンは、スイス “サンモリッツ” のスキー場にいます

明るい大きなテラスで、食事をしています

パラソルの陰から、ピストルが覗き、オードリーを狙っています

・・・そして、ピストルが発射され、オードリーの顔に命中し、水だらけになります

その “水鉄砲” を持った少年を通して “ケーリー・グラント” とかかわっていきます

初対面の、ケーリー・グラントとの、おしゃれな会話が見事です

その少年も、のちの謎解きに重要な役割を果たします

離婚を決めていたオードリーは、パリに戻りますが、家の中は荒らされていて、もぬけの殻です

さて、いよいよです、ここから物語のスタートです

監督は “スタンリー・ドーネン” ・・・ “ジーン・ケリー” と組んだ “雨に歌えば” “躍る大紐育” の監督です

音楽は “ヘンリー・マンシーニ” ・・・もちろん映画 “ティファニーで朝食を・・・” の “ムーンリバー” の作者です

映画は “ティファニーで朝食を・・・” と違い、サスペンスとユーモアという娯楽作品に徹して仕上げています

大成功です・・・

こんな、おしゃれですてきな映画は、見たことがありません

いちいち会話が、おしゃれでウイットにあふれています

なんども、二転三転、疑心暗鬼のストーリー展開があります

最後の最後の結末が、見事に決まります

ユーモア仕立ての映画ですが、サスペンス・犯人捜しの映画としても “第一級” の作品です

衣装は、もちろん “ジバンシー” です

この映画は、1963年の作品で、古くて、クラシックで、アンティークなパリで撮影されています

しかし、よく考えてみると、それからわずか11年後の、1974年には、私もパリを歩いています・・・

パリの街角で

“シャレード” のテーマソングがいいね・・・

“ヘンリー・マンシーニ” ね・・・たくさん、いい映画音楽を書いているわよね

“ティファニーで朝食を・・・” の “ムーンリバー” と “ブレイク・エドワース監督” の “酒とバラの日々” で、2年連続 “オスカー” を取ったでしょ・・・

この “シャレード” は、こんないい曲なのに、3年連続にならなかったのね・・・

3年連続はやりすぎ・・・だと思ったのかしらね

“ピンクパンサー” や “ひまわり” もそうでしょ

ウクライナ問題で “ひまわり” が、注目されているわね・・・

“メトロ” の、よく乗り降りした “サン・ジャック駅” の中での追っかけっこをするシーンは、懐かしかったね・・・

夏のサンモリッツ

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