小遠見山から鹿島槍スキー場へ “山スキー” で・・・ 

小遠見山から黒沢尾根

“大北エリア割引” で “小遠見山” に登り “高山植物園” を見た後に書いていたのですが、載せるのが遅くなってしまいました

もうとっくに、大北エリア割引も終わっています

“五竜岳” は、夏 “白馬岳” から “蓮華岳” までの後立山連峰の縦走の途中で登ったことがあります

この五竜スキー場からの “遠見尾根” は初めてなのですが、以前にも “小遠見山” までは来たことがあります

それは、もう30数年前の3月だったと思いますが “山スキー” で登ったことがあります

“五竜スキー場” は、この白馬でも最も早く、初めて “テレキャビン ”というゴンドラリフトを導入しました

はだかのリフトではなく、スキーを脱いでキャビンの中に入って、麓から長い距離を一気に登ることが出来るので人気がありました

今はもう8人乗りのゴンドラに替わっていますが、当時は4人乗りで、まん丸の小さなかわいいゴンドラでした

スキーシーズン真っ最中で、テレキャビンの片道チケットを買って一番上の地蔵平まで行きました

そこから山スキーに “シール” を張り、途中 “地蔵の頭” を経て、小遠見山まで雪の急斜面を登ります

小遠見山からは、シールをはがして、南に延びる “黒沢尾根” に進みます

天気が良く、ルートは分かりやすく、はっきりしており “五竜岳” や “鹿島槍が岳” がすぐ近くに見えていました

黒沢尾根の “天狗の鼻” までは、登ったり滑ったり、ナイフエッジになった尾根を、雪庇の踏み抜きに注意しながら、また雪崩に注意しながら進みます

コースの詳しい様子はもう忘れましたが、雪が降った直後で、もちろん踏み跡などなく、かなりラッセルしたような記憶があります

“天狗の鼻” からは広くなり、滑りながら気持ちよく進めます

黒沢尾根上から、下に “さのさかスキー場” “青木湖スキー場” さらに “青木湖” を見下ろしながら進みます

そして尾根の末端から、大町の “鹿島槍スキー場” の最上部に滑り降りました

もうリフトの営業時間の終わるような時間帯だったと思いますが、JRの “簗場” (やなば) の駅前まで、スキーで滑り降りました

そして “簗場駅” から “白馬駅” まで戻り、当時いた “岩岳スキー場” の寮に戻りました

今度あらためて、小遠見山から黒沢尾根を眺めてみて、よく一人で、こんなところを行ったものだと思います

地蔵の頭のケルン

前回のブログに書いたように、選挙や安倍元総理の事件があったので、載せるのが後回しになっちゃったよ

・・・前のブログの“A”にもどる・・・

戻りすぎでしょ・・・

小遠見山まで、2時間かけて雪山を登り、そこから全く踏み跡のない尾根に、山スキーで入るのね・・・

小遠見山往復だけでも、山スキーのコースになっているわよ

このロングコースを、ひとりで行ったの・・・

よく遭難しなかったわね・・・

まったく、今考えると、自分でも信じられないね・・・

若かったのね・・・

それと前後して、同じ時期に八方尾根のリフトの終点から、同じく “山スキー” で “唐松岳” に登ったこともあるよ

小遠見山から遠見尾根をふり返る

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