“東山エリア” にも行ってみました・・・ “北アルプス国際芸術祭2024”

鷹狩山山頂の作品 “目” 

“東山エリア” には、前回の芸術祭の時にも展示があった “須沼神明社” の神楽殿に作品がありました・・・ “空の根っこ” という作品で、大地と繋がる “根の森” と同時に天空に流れる “雲海” を感じさせるというインスタレーション作品だということです

大糸線を渡って “国宝仁科神明宮” に隣接する森には “モノクロームー大町” という作品がありました・・・水墨画を想起させる大きな作品で、絶えず変化する風景を、森の静寂や光の変化を絵画と自然の境界を曖昧にする・・・という作品なのだそうです

いつも行く “山岳博物館” 下の大町公園にも作品がありました・・・ “ある天気と此性の観察局-大町” という作品でした

大町・北アルプスの観天望気や気象データが日々記録され、それらに呼応して馬の状況が変化する・・・訪れた人の感覚が、時間と空間と重力の制約を逸脱した各々の固有のものになっていく・・・ということらしいです・・・なんだか難しそうです

そして山岳博物館の上、鷹狩山には第一回目の芸術祭の時からある “目” という、スケールの大きな作品があります・・・この作品は、第一回目の芸術祭の時の “目玉作品” で、その時予備知識なく中に入って、その面白さにびっくりしました

真っ白で曲線的な内部に入り、迷路のような不安定な白い空間の通路や階段をくねくねと進む “これは何・・・” という面白さと、大きく開いた窓 “目” から見る、いつも見る北アルプスの景色から切り取られた、内側から見た景色がありました

鷹狩山の山頂から望む圧倒的な北アルプスの山並みと信濃大町の風景を見るためにの装置として生まれた作品だということでした

鷹狩山の向こうの、美麻村に “ぽかぽかランド” という温泉の道の駅があるのですが、その近くの国の重要文化財の “旧中村家” の中に、ガラスを素材にした、今回の芸術祭の中でも人気のある作品があるそうです

また、小中高と大町でも、学校の統合が行われていますが “旧大町北高校” の中の教室や図書館には “光” や “木” にインスパイアされた作品や、映像作品など3作品あり、また木崎湖畔の、ふるさと創造館 “ラーバン中綱” という建物の中には “やまのえのまつり” という祭りの記録を展開した作品と “たねのみんわ” というすべて “種” でできた作品があるということです

そしてこの “ラーバン中綱” には “yamanba” という “芸術祭公式のカフェレストラン” があり、地元の食材を使い大町の食文化や風土を表す郷土料理を提供していました

“須沼神明社” の “空の根っこ”

“国宝仁科神明宮” “モノクロームー大町” 

“山岳博物館” “ある天気と此性の観察局-大町”

“yamanba-girls” のひとりと話をしたんだけど “ニジマスの処理が大変だったけど、後半はチキンに変わったので楽になったわ・・・” といってたよ

ツアー客が利用してたのね・・・

国宝仁科神明宮に隣接する作品のある森って、マレットゴルフ場にもなっているところでしょ

うん、犬を飼っているとき神明宮の帰りに時々登ったよ・・・

ところで芸術祭で “インスタレーション” って言葉をよく使ってるけど、どういう意味のよ・・・

絵画・彫刻・映像・写真、などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルのひとつ・・・で、特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、空間を構成し、変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術だって・・・

ああ、そうなの・・・知ってたわよ

次の芸術祭は、ちゃんとお金を払って見なさいよ・・・

そんなに、熱心に見たいわけではないんだけど・・・

鷹狩山山頂の作品 “目”

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