雷鳥 大町市山岳博物館

国の 特別天然記念物” です

近い将来、絶滅の危険性が高い、絶滅危惧種に指定されている鳥です

氷河期からの生き残りで、2200m以上の高山のみで、生息しています

冬には、もう少し下までおりてきているそうですが・・・

氷河期が終わるにしたがって、追われるように高山に取り残され、そこでのみ生息するようになりました

山に登ったことのない方は、なかなかお目にかかることはないと思いますが、北アルプスに登ったことのある方は、出会ったことがある人が多いのではないかと思います

特に “立山・剣岳” 周辺では、比較的容易に出会うことが出来ます

人から危害を受けたことがないので、人を全く恐れず、目の前でオス同士で “縄張り争い” をしていたり、夏には、母親が子連れでハイマツをついばんでいる様子を、見ることが出来ます

現在は、北アルプスを中心に、2000羽ほどではないかと推測されているということですが・・・

大町市の “山岳博物館” では、以前からこのライチョウの研究をしており、一度途絶えたのですが、また数年前から飼育を再開しています

山岳博物館に来れば、無料でライチョウを見ることが出来ます

ライチョウは、ガスっているような天気の時に、よく “ガァーガァー” と鳴いてあらわれるわよね

雷のような声だから、そんな名前がついたのかしら・・・

雷が鳴るような天気の時に、よく現れるからじゃないの・・・

オスは、目の上の真っ赤な色が、特徴だよね

冬には、オス・メスとも保護色になって、真っ白に羽毛が生え変わるわよ

おととし、絶滅していた “中央アルプス” で、発見されたけど “乗鞍岳” から、飛んできたらしいよ

結構飛ぶのね・・・あんな飛び方で、だいじょうぶなのかしらね

以前、山岳博物館でも脱走して、大騒ぎになったよね

結局見つからなかったけど・・・

今年は、大町山岳博物館での、母親に卵を抱かせる “自然孵化” は失敗したらしいわね

いろいろと難しいのね

“トキ” は、絶滅したんだけど、中国からもらってきた鳥で、復活したのよね

ライチョウは “日本ライチョウ” で成功したいよね

“燕岳“ から “大天井岳“ 

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