北アルプス国際芸術祭 (第2回) と 池田の “中かえで”

大町 八坂の作品

11月に入ってすぐ、まずまずの天気だったので、北アルプスと反対側、家からすぐの東山の紅葉を見に出かけました

池田の大峰高原の “七色大かえで” の紅葉が見頃だということで、まずそこに向かいました

ここは、昨年も書いた通りの大人気で、テントの店も出て、駐車場はいっぱいで、県外ナンバーの車もたくさん止まっています

1本の木に、これだけ人が集まるのかと驚きます

しかし、ちょっと遅かったようで、葉っぱも散り始めており、いまいちでした

それよりもよかったのは、その途中の “白樺の森” にある “中かえで” です

初めて見たのですが、駐車場の手前から奥に、3本大きな “かえで” が並んでおり、どれも見事です

一番手前のかえでは色がよく、真ん中と奥のかえでは、それぞれ形は違いますが、立派なシルエットをしています

3本のうち、一番奥のかえでが “中かえで” だということです

“七色大かえで” は大きいのですが、少し形が崩れてきており “中かえで” は、それより小さいのですが、形はずっと立派です

これからは、こちらの “中かえで” のほうが人気が出るのではないでしょうか・・・

“大かえで” の周りは柵を作って保護してありますが “中かえで” のほうは、何もしてなく、根元まで入っていけるどころか、木に登れる状態です

しっかり柵をつくって保護し、周辺一帯を整備したほうがいいのではないでしょうか

そのあと、鷹狩山の先に、芸術祭の作品があるということなので見に行きました

ずっと下って、金熊温泉 “明日香荘” のさらに下でした

里山の山間の、少し開けた水田に、なんと50万本の竹ひごを立てたという大作です

この作品は、地域住民や生徒達と協働して作成したそうです

竹ひごは、グラデーションに着色されていて田園風景と雪景色を調和させた作品だということです

この八坂地区には、前回も竹を使った大きな作品がありました

そのあと今度は、山を下って常盤の “須沼神明社” に回ってみました

“須沼神明社” の舞台の上に、たくさんの太い “しめ縄” が吊り下げられており、真ん中に和紙でできた長い行灯が、光の道として表現されています

“須沼神明社” は、光の女神、天照大御神が祀られているということで、暗闇に対する人間の抵抗と戦いを、表現しているということです

この作品は明かりがつき、夜も公開されているそうです

須沼神明社の作品

“中かえで” は、初めてみたんだけど、ほんと見事だったよ

形が整ってて、いいわね・・・

でも紅葉は、もう少し先だったのね

まだ、しっかり宣伝してないので、来ている人も “どれが、中かえでなの・・・?” “どこに、大かえではあるの・・・?” って騒いでいたよ

“大かえで” は2キロほど離れているのよね

今から、しっかり整備しなきゃね・・・

りっぱな “観光資源” だからね

“中かえで” が有名になると、駐車場が大変ね

“大かえで” に対しての “中” なので “なかかえで” ではなくって “ちゅうかえで” なのね・・・

池田の中かえで
一番手前のかえで
真ん中のかえで

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