“ノーベル賞” ・・・日本は “化学賞” と “生理・医学賞” を受賞・・・ “平和賞” は・・・

ノーベル賞授賞式会場 “コンサートホール” と “市”

今年2025年のノーベル賞授賞式が、ノーベルの命日12月10日、スウェーデンのストックホルムのコンサートホールで行われました

今年は日本から2人 “化学賞” を受賞した京都大学の北川進さんと “生理・医学賞” を受賞した大阪大学の坂口志文さんが授賞式に出席しメダルと賞状を受け取りました

日本の個人でのノーベル賞受賞者は、外国籍を含み30人になりました

“生理・医学賞” を受賞した坂口さんは、免疫細胞であるT細胞の中に、免疫反応を抑え、過剰な攻撃の抑制ブレーキ役となる “制御性T細胞” を発見したことにより受賞し、自己免疫疾患やガンなどの新たな治療法の開発につながる功績だということです

“化学賞” を受賞した北川さんは、狙った物質を内部に閉じ込められる “金属有機構造体MOF” の研究で受賞し、気体などの分離・回収・貯蔵を効率的にできる技術で、産業への応用が期待されているということです・・・CO2の吸着・回収や、水素の貯蔵や有機フッ素化合物の除去に期待され、製造も簡単なのだそうです

自然科学系で、日本は2000年以降だけで受賞者は20人を超え米国に次いでいますが、これらの研究成果は20~30年前や、それ以前のものが多く、現在では著しく低下しているというのです

今年は10年ぶりのW受賞となりましたが、これまでの受賞者も基礎研究の大切さや強化の必要性を強調しており、この2人も最近の日本の研究力低下を懸念し、基礎科学や基礎研究への支援を訴えています

すぐに役立たないと思われている地道な基礎研究も、人類が直面する大きな課題の解決に繋がる可能性がある・・・ということです

“平和賞” を受賞したのは、ベネズエラのマチャドさんでした・・・独裁色を強めるマドウロ政権の弾圧に抵抗し、反政権運動を展開してきました

マチャドさんは、当局の捜査対象で国外渡航が禁止されていたのですが、変装して船でベネズエラを脱出しオスロに向かいました・・・ノーベル平和賞の授賞式には間に合わなかったのですが、娘さんが演説を代読しメダルを受け取りました

ノーベルさんの遺言で、平和賞の選考と授賞式はノルウェーのオスロで行われました

・・・ということで “ストックホルム” と “オスロ” の旅の話なのですが・・・

“ストックホルム” 衛兵の交替

日本のノーベル賞はこれで30個になったのね

基礎研究ってのは大事なんだね・・・

だんだん貧弱になってるのが心配ね・・・

今までは頑張ってきたんだけどね・・・

ノーベル賞受賞は、韓国は2個、中国も3個で、日本をうらやましがってるわね

これからはどうなるかわからないね・・・

ベネズエラは反米の独裁国家で、プーチンが支持し中国とも関係を深めてるのね

トランプはベネズエラからの麻薬密輸船を次々に爆破してるわね

世界でも有数の石油埋蔵量がある国なのよね

横浜ベイスターズのラミレスはベネズエラ人だったね

“オスロ” 衛兵の交替

コメント