“ら” 抜き言葉

ちょっと前 “人流” や “肉汁” “コロナ禍とコロナ下” “間違いありません” など、最近違和感・気持ち悪さ、を感じている言葉について書きました

でも、ずっと以前から引っ掛かり、私だけでなく、社会的にも気になっている人が多いというのが “ら抜き言葉” です

“見れる・・・”

“食べれる・・・”

“来れる・・・”

などという言い方です

テレビなどで、そういう言い方をされると、非常に居心地が悪く、耳障りで “おいおい、〇〇だろ・・・” と、突っ込んでしまいます

しかし、まだアナウンサー達は “ら” を抜かずに発音することが、決まっているようで、今のところはちゃんと発音しています

そして、もし抜いた言葉を発しても、下の “テロップ” では、ちゃんと抜かずに表記されているので、一安心です

たとえば “見れる・・・” という言葉についてですが・・・ “ら” を抜かない言葉は “見られる・・・” です

“受け身” の、見られている、という意味なのか、見ることが出来るという “可能” の意味なのか、はたまた “尊敬” の意味なのか、わかりません

もちろん、話し方や前後の関係・文脈で、どの “見られる・・・” なのか、わかるのですが同じ言葉です

それらを区別するために “ら” を抜くようになったという説もあります・・・それは違うと思いますが・・・

そして “書ける・・・” “読める・・・” “話せる・・・” “泳げる・・・” などは “ら” を入れません

これらの動詞には、もともと “可能” の意味が含まれているからなのだそうです

つまり、動詞のほとんどは “ら” を入れず、ある限られた動詞のみに “ら” を入れるのだそうです

また “ら抜き言葉” には、見分ける方法があるそうです

それは言葉の後に “~よう” と、勧誘の意味をつけてみて、成立するのは “ら抜き言葉” なのだそうです

たとえば “乗れる・・・” “走れる・・・” なんていう言葉は “~よう” を、後ろにつけると “乗よう・・・” “走よう・・・” などと、成立しないので “ら” 抜き言葉ではないそうです

年配者は耳障りに感じる人が多く、若い人ほど “ら抜き言葉” に慣れ、むしろ普通になってきている、というのが気になります

今のところ “ら” を入れるのが、正式となっていますが、近い将来には “ら抜き言葉” が、認められているのかもしれません

“ら抜き言葉” を使うのは、頭の悪いイメージがするわね

意味は、わかるんだけどね・・・

“食べれる・・・” “来れる・・・” は言わないわね

でも “行ける・・・” “歩ける・・・” は、普通に使うわね

もともと “可能” の意味が、入っているということだね

“着れる・・・” “決めれる・・・” “起きれる・・・” は使わないわね

“考えれる・・・” “出れる・・・” “投げれる・・・” もね

違和感だらけだね・・・

自分の感性を信じて、違和感を感じたら使わないことね

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