海外で、食堂に入って食事を注文するには “コツ” があります
特に、ローカルな地域では、何を食べていて、何がメインなのか、わかりません
そこで、店に入って、周りを見回し、みんなが食べているものを見て、店の人に “あれと同じものを・・・” と注文します
しかし、食べている客は、いきなり指をさされて “あれを・・・” と言われると、いい気分はしないと思います
そこで、まず食べている客に “それは、うまいか?” と、声を掛けるか、または身振り手振りで聞いてみます
食べている客は、まず間違いなく、にっこり笑って “うまいよ!” と言うか、身振り手振りで、そう答えてくれます
そこではじめて、店員に “あれと同じものを・・・” と、注文します
タイの “バンコク” でのことですが、あまりの暑さにのどが渇いて、
ある飲み物屋さんに入りました
そこでは、ほとんどの客が、大きめのジョッキに入った真っ黒な飲み物を、飲んでいました
氷が浮いていて、冷たそうだったので、たのんでみました
ほんとに真っ黒で、今までに、飲んだことのない味でした
初めての飲み物だったので、帰りに店のおやじに、小声で “あれはいったい、なんという飲み物なのだ?・・・” と聞いてみました
すると、店のおやじは “お前は、いったい何を言っているのだ・・・コーヒーを飲んだことがないのか?・・・” と、答えました
メニューを見ても、どんなものが出てくるのか、わからないからね・・・
店の前に並んでいる、日本の “食品サンプル” は、ほんとにすごいわよね
もちろん日本人も、それを見て注文するし、外国から来た人々は、分かりやすいし、感動するよね
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