ⅤHSのビデオデッキを買って、最初のころに録画したのが、映画 “チンピラ” だったということを、前回のブログで書きました
ビデオデッキが広まったのは、70年代の終わりころからだったでしょうか・・・
当時は、テレビ番組が家庭で録画して見ることが出来るなんて、ほんとにびっくりで、便利になったものだと思いました
ベータ方式があったり、8ミリビデオが出たり、ビデオカメラで録画するのも普通のことになりました
そしてそれが2000年代になると、もうDⅤDやBlu-rayに変わり始め、今はもうハードディスク録画になっています
技術の進歩のスピードには驚きます
そして “チンピラ” と、ほとんど同じころに録画して見たのが、イラストレーターの和田誠が初監督した映画 “麻雀放浪記” です
もちろん “麻雀打ち” の映画で、原作は “阿佐田哲也” のベストセラー小説です
“阿佐田哲也” は “朝だ、徹夜・・・” の読み替えで、大橋巨泉の11PMのマージャンコーナーによく出ていました
戦後の復興期の、上野のドヤ街を舞台にした娯楽映画で、個性的なたくましい登場人物達が、いきいきと描かれています
戦後の混乱期の雰囲気を出すため、映画は “モノクローム” で撮られています
もちろん麻雀がメインですが、様々な勝負師たちとの出会いを通して、人生を学び成長していく青年を描いています
その主演 “坊や” は、まだ初々しい “真田広之” です
カモにされながら、徐々に勝負師に成長していきます
そのわきを固める俳優たちが、これでもかと大勢出演しています
特に “出目徳” 役の “高品格” は評価が高く、日本アカデミー賞などで、賞を独占しました
“チンピラ” と “麻雀放浪記” 2つとも1984年の映画です
この年の “キネマ旬報” の1位が “お葬式” で、和田誠と同じく初めて “伊丹十三” が監督した映画です
2位は “薬師丸ひろ子” 主演の “Wの悲劇” “夏木静子” の原作でした
3位は “夏目雅子” の遺作となった “瀬戸内少年野球団”
4位が “麻雀放浪記” となっていて、10位に “チンピラ” が入っていました・・・
学生のころ、ギャンブルはきらいだったけど “競馬” と “マージャン” はよくやったね・・・
ギャンブルじゃないの・・・
“競馬” は血統で “マージャン” はコミュニケーションなんだよね
個人の感想ね・・・
とにかく、ヒマだったのね・・・
何十年かぶりに、学生時代の後輩に会ったときの言葉が “思いっきり麻雀がやりたいですね・・・” だったからね
1984年って、結構知られた映画が多いわね・・・
7位には “風の谷のナウシカ” が入っているわよ
そういえば、その当時 “真田広之” を渋谷の “東急ハンズ” で、見かけたことがあるよ
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