鷹狩山から常念岳
前回のブログ “この冬4回目の鷹狩山大滑降・・・” で “枕” のことを書きました
それは、高い枕が好きなんだけど、低反発のベッドマットに低反発の枕を使っているので、沈み込みすぎて低いので、枕の下に段ボールを枕の大きさに切って、数センチの厚みのものを作り、枕の下に敷いて寝ると、次の朝、肩が凝って大変だったということを書きました
それから2,3日後、テレビ・新聞を見ると “枕” のことがニュースになっていました
きっとこのブログを見たのでしょう、このブログを見て注意してくれたのでしょう・・・きっとそうに違いありません
その記事というのは “国立循環器病研究センター” が書いた記事で、高い枕で寝ると脳卒中になりやすい・・・ということが、研究チームの分析で明らかになったというものです
脳卒中の原因のひとつ “特発性椎骨動脈乖離” は高い枕で寝る人ほど、高ければ高いほど発症率が高いというのです
その研究チームは “殿様枕症候群” (shogun pillow syndrome)という概念を提唱し、何気ない睡眠習慣が脳卒中のリスクになりえると警鐘を鳴らしています
何だか大げさなようですが “特発性椎骨動脈乖離” というのは首の後ろの血管が裂けて脳卒中を起こすというもので、亡くなったり後遺症が残ったりすることもあるのだそうです
いままで原因がわからなかったのですが、同じ時期に入院した人を比較対象調査した結果、極端に高い枕を使っている人が多く、発症しやすかったと結論付けています
枕が高いと、首の屈曲が大きくなるほか、寝がえりなどで首が回るとき血管が傷つけられるということです
12㎝以上を高い、15㎝以上を極端に高い・・・と定義していますが、枕の高さが15㎝以上だと、枕が柔らかくても首の屈曲がひどくなるので、使用を控えるのが望ましいと指摘しています
でも、低すぎるのも悪いらしく、難しいと思うのですが・・・
鷹狩山から燕岳
腰や寝返りのためには、ベッドマットは高反発のほうがいいらしいけど、枕も寝返りのために高反発のほうがいいらしいわよ・・・
早速テレビで、枕に関するクイズを出していたわね・・・
うん、昔の人が高くて堅い枕を使っていたのは、次の理由のうちどれでしょう・・・というものだね
①ヘアースタイル維持のため・・・②早く起きられるように・・・③首を鍛えるため・・・の3択だね
江戸時代には “寿命三寸楽四寸・・・” という言葉があって、四寸だと髪型が崩れずに楽だけど、三寸だと早死にしなくてもすむ・・・と言われてたんだって・・・
昔の人はわかっていたのね・・・
テレビを見たり、新聞や本を読んだりするとき “高枕” 状態になるんだけど、それもまずいね・・・
そのまま “寝落ち” したりね・・・
鷹狩山から大天井岳
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