“パリオリンピック” ・・・ “女子ボクシング” の問題

“パリオリンピック” では、開会式の出し物や、セーヌ川の汚れ、選手村の設備と食事、そして誤審・・・などいろんな批判や問題がありました

開会前には、フランスの新幹線TGⅤに、数か所破壊工作がありましたが、オリンピック自体は、事件・事故などなく、無事に終わることができました

その中で、競技で一番問題になったのは “女子ボクシング” でした・・・66キロ級と57キロ級に2人の選手が出場したのですが、その2人は世界選手権のDNA鑑定で、ⅩY染色体を持っているとして、出場権がはく奪されたにもかかわらず、パリオリンピックでは出場が許可されました

2人とも、いわゆる “ジェンダー女性” ではなく、アンドロゲンという男性ホルモンが生まれつき多く、骨格、筋力、持久力が男性並みの選手なのだそうです

66キロ級では、わずか46秒で相手の選手が “ムリだ・・・” と言って棄権しました

その後2人は勝ち進み、2人とも金メダルを取りました

国際ボクシング協会は、この事態を受け “競技の公平性と選手の安全に深刻な問題を引き起こしている・・・” と国際オリンピック連盟を批判しました

そしてIOCは、パスポートによって性別と年齢を判断している・・・ “すべての人は差別なくスポーツする権利を持っている・・・” と声明を発表しています

女性として生まれ、今まで女性として育ってきたという人もいます

当然スポーツする権利を持っているのはわかりますが、相手がいる話です・・・その規制が、差別になるかどうかっていうことです

人によってアンドロゲンの、その程度がまちまちなので、線引きが難しくなっています

検査結果が疑問なのならまた別の話になると思うのですが、結局染色体が “ⅩⅩ” か “ⅩY” かで分けるしかないと思うのですが・・・

“女子ボクシング” のこの2人は、いわゆる “ジェンダー女性” じゃなくって生まれつきなのね

でも格闘技は、命にもかかわる問題だからね

何連勝もした柔道やボクシングの女性選手も、高校生の男性選手にはかなわないと言うからね

でもこの2人は、東京オリンピックにも出ていたらしいわね

東京オリンピックには “女子重量挙げ” に、史上初めて “ジェンダー女性” が出ていたよね

パリでは、陸上女子1500mに、トランスジェンダーで “ノンバイナリー” という “女性として生まれてホルモン療法などを受けていないという人” が出ていたわね

各種競技団体やIOCが一緒になって、明確な基準を定めないとね

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