台湾の総統に、民進党の頼清徳が就任しました
就任演説で、中国との関係について “共に平和と共栄を追求する・・・” とし、また言論や武力による威嚇・攻撃を止めるよう求めました
中台統一をめざす中国の習近平政権に対して、現状維持を強調しながら対等な関係を目指しています
前、蔡英文政権は、中国と交渉できると信じ、譲歩もしてきましたが、さらに軍事的威嚇や経済的威圧を強られめ、裏切られ続けてきました
金門島周辺では中国海警局がパトロールを常態化しており、外交では、台湾と外交関係を保つ国を、蔡英文の8年間で10か国減らしたということです
中国は、頼清徳政権の誕生に激怒し、民進党政権を独立派として、本性が露呈したと猛反発しています
早速中国は、独立派への懲罰だと称して、台湾を囲むように軍事訓練を始めました
なにしろ習近平は、台湾は中国にとって核心的利益であり、私の時代に武力を持ってでも、必ず台湾を獲ると公言しています
すぐに武力行使することはないにしても、野党勢力にテコ入れし、民進党政権を徹底的に追い詰めるつもりです
また駐日中国大使は、この台湾での就任式に、日本の国会議員が出席したことに対して反発し、日本の国会議員や学者を招いて座談会を開き “公然と台湾独立勢力に加担している・・・” と日本を非難しました
さらに “日本という国が、中国分裂を企てる戦車に縛られてしまえば、日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる・・・” などと、とんでもないことを言っています・・・こんなことを言わせていいのでしょうか・・・
しかし、その座談会に出席していた鳩山元首相は “基本的に理解できる・・・” 社民党は “お招きいただいて感謝する・・・” などと発言しています
安倍元総理の国葬の時には、親日家の頼清徳が駆け付けたにもかかわらず、日本の当時の林外務大臣は、中国に怒られるからと、ご指摘の人物は個人的に来たのでしょう・・・と無視しました
またアメリカには、アメリカと台湾の閣僚級を含むあらゆる地位の当局者が、相互往来や交流出来るという “台湾旅行法” という法律があるのですが、日本にはなく、日本と台湾の首脳や要人は公に自由に行き来出来ません
なにしろ親中議員が多い中で、日本に “台湾旅行法” などが出来るのでしょうか・・・
駐日中国大使に “民進党政権に協力すれば、日本の民衆が火の中に連れ込まれる・・・” などと、とんでもないことを言われてるのに、なんで日本は黙って聞いてるの・・・
こんな大使は、追放でしょ・・・
日本と日本人を守る気があるのかしらね・・・
中国で、何の罪かもわからず逮捕された日本人にも、何にもできないからね
能登半島地震の時も、中国の顔色を見て、台湾の援助を断ったわね
中国はなにしろ、武力でも台湾を獲ると言ってるのよ
中台問題を、林官房長官は “対話によって解決されることを期待する・・・” だって・・・何を言ってるの・・・
頼清徳の就任式には、安倍元総理の夫人も参加してたね
日本は無視したけど、国葬に来てくれたからね・・・
台湾は、TPP (環太平洋パートナーシップ協定) に加入できればいちばんいいんだけどね
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