白馬村に新たに2つ “氷河” が確認され、日本の “氷河“ は計9個に・・・

杓子岳 下に “杓子沢氷河”

長野県白馬村の白馬連峰東側にある2つの “雪渓” が “氷河” と確認されました

新たに氷河と確認されたのは “杓子(しゃくし)沢雪渓” と “不帰(かえらず)沢雪渓” の2つで、白馬村や白馬山案内人組合、新潟大学などでつくる白馬連山氷河調査団の学術論文が国際な科学雑誌に掲載され受理されたということです

特に杓子岳の真下に見える “杓子沢雪渓” は、駅前や市街地など、どこからでもよく見える位置にあり “街から見える氷河” として貴重な存在だということです

“雪渓” というのは、夏になっても解けずに残る局地的な積雪のことで、この中にある氷の塊 “氷体” が、長期間にわたって一定の速さで動いていることなどの要件を満たすと “氷河” と認定されるということです

これで5年前に認定された “唐松沢雪渓” と合わせて、白馬村では3つ目です

さらに、大町市の “鹿島槍が岳” の北にある “カクネ沢雪渓” を併せると、県内では4つ “氷河” が確認されたことになります

現在認定されている氷河は、これで県内の4つと、富山県の剣・立山周辺にある “御前沢氷河” “内蔵助氷河” “三の窓氷河” “小窓氷河” “池の谷氷河” の5つを合わせて9つになりました

ヨーロッパアルプスには、あっちこっちに氷河があるのに、日本にはどうしてないのかな・・・と思っていたのですが、9つの氷河が確認されました

さらにもう一つ、このほかに “白馬沢雪渓” も、これまでの調査で氷河の可能性が高く、白馬にある雪渓が4つとも氷河である可能性が高いということです

“唐松沢氷河” と “不帰沢氷河”

 “不帰沢氷河”

“不帰沢雪渓” は “唐松沢雪渓” のすぐとなりにある雪渓ね

“岩岳” 山頂から3つの氷河がよく見えるわね

また “氷河” が見えるということで、観光の目玉が増えそうだね・・・

もう一つ氷河の可能性が高いという “白馬沢雪渓” ってどこのことなの・・・

日本三大雪渓の “白馬の大雪渓” のことでしょ・・・

“白馬の大雪渓” は、雪渓の下が空洞になっていて “氷河” ではないらしいんだよ

“大雪渓” よりもうすこし北にある雪渓らしいわね

日本三大雪渓って、あとは “剣沢大雪渓” と “針ノ木大雪渓” ね

この2つは “氷河” じゃないのかしらね・・・

どこも何度か行ったことのある、なじみのある雪渓や氷河ばかりだね

白馬岳 右に “白馬沢雪渓”

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