美麻村　新行　蕎麦屋　“美郷”

先日、埼玉県の知人が遊びに来てくれました

その知人は以前、我が家のすぐ近くに夫婦で住んでおり、家族ぐるみの付き合いでした

リタイアしたのち、我が家とほぼ同じ時期に、大町市に移住してきた人で、温泉や国内外の旅行を楽しんでいました

１０年程前、埼玉に帰ることになり、それから久しぶりの再会でした

お昼は、以前その人がよく通っていた、美麻村新行にある　“美郷”　というお蕎麦屋さんに行くことにしました

ずっと天気の悪い日が続いていたのですが、その日だけぽっかりといい天気になりました

美麻村は、例の平成の大合併で、隣の八坂村と一緒に、大町市と合併した村で、大町市から長野市へ抜ける道を登った高原地帯にある山村です

その美麻村の新行地区は、そばの栽培が盛んで、そばの里として、新そばの時期には、全国から客が集まります

新行地区には、お蕎麦屋さんが何軒かあるのですが、一番有名な　“山品”　という蕎麦屋には、何度か行ったことがあります

“山品”　は、全て座敷で、そばを食べに来た有名人の色紙が、壁にいっぱい張ってありました

その知人の通っていた　“美郷”　というお蕎麦屋さんは、長野市へ抜ける道と、木崎湖から、以前ブログに書いた　“稲尾の強清水”　から新行へ登ってくる道が、ちょうど交差する十字路の角にある、わかりやすいお店です

ウイークデーだったのですが、観光客でいっぱいでした

すぐ近くの　“中山高原”　の　“そば畑”　と、後ろに聳える北アルプスの眺めが人気で、観光客とカメラマンがいっぱいなのですが、その観光客も来るのでしょう

この　“美郷”　という蕎麦屋は初めてで　“大ざる”　を頼んだのですが、絶品で量もあり、久しぶりにうまい蕎麦を食べることが出来ました

そしてこの十字路は、市内循環バスの停留所になっているのですが、小屋が立っており、おもしろいものがありました

何かの無人販売所かと思いましたが、その小屋の中には、陶器の皿や器がたくさん置いてあり　“自由にお持ちください・・・”　とあります

近くには民宿なども多く、そこから出たものなのでしょうか・・・

その中に　“新そばまつり”　の時に作られ、配られたものだと思いますが　“新行そばまつり”　と書かれた、箱に入った新品の湯飲みがいくつかありました

知人は、よく通った美麻村新行のいい記念だと、ひとつお土産に持って帰りました