スエズ運河 コンテナ船座礁事故 北極海航路は・・・

庭からの北アルプス

地中海と紅海を結ぶ航路 “スエズ運河” で、コンテナ船が座礁し、船の航行が出来なくなっていましたが、6日ぶりに座礁した船を動かすことに成功したようです

その船の所有は、日本の会社で、運行は台湾の会社なのだそうです

原因は、強風と砂嵐などの天候のせいだといわれていますが、よくわかっていません

スエズ運河のいちばん狭いところは、200m程で、座礁したコンテナ船は、長さが400mもあったそうで、完全に航路をふさいでしまっていました

満潮に合わせて、浚渫し、タグボートで引っぱりだしたそうです

スエズ運河の運航は、一方通行で、途中にある数か所の湖で、すれ違いをしています

順番待ちの船が、400隻ほどたまっていて、混乱はまだ数日続くということです

スエズ運河の通行料は、平均で3,000数百万円ほどなのだそうです

高いようですが、大きな船の航行のコストは、1日1000万円ほどで、アフリカの喜望峰を回ると、1週間から10日ほど余計にかかります

スエズ運河自体の座礁による損害は、1日十数億円に上がるそうです

損害賠償は、いったいどうなるのでしょう・・・

この事故で、世界の物流に大きな影響がでました

原油価格も高騰して、ガソリン代もあがりました

そしてロシアは、この事故に乗じて “北極海航路” を盛んに宣伝しています

地球温暖化によって、北極海の氷が減少し、以前より航行しやすくなっています

実際、東アジアからヨーロッパ方面に行くには、スエズ運河航路より、北極海航路のほうが、3割くらい航行距離が短くなります

現在は、氷の解けた夏季にしか運行できなかったり、氷に耐えられるような丈夫な船が、必要なようですが、数十年後には、北極海の氷はほとんどなくなるとも予測されています

トランプ元大統領は、グリーンランドを買収しようとしたこともありました

中国も “一帯一路” の一環で、北極海航路に触手をのばしていて、グリーンランドに大きな投資をし、空港や砕氷船まで作っています

北極海の地下資源も含めて、覇権争いが起こっています

“ナイキ” は、環境問題から、北極海航路を利用しないことを宣言していますが・・・

スエズ運河は、フランスのレセップスが建設したのよね・・・教科書にのっていたわよ

地中海と紅海の海面の高度差が、ほとんどなかったのね

北極海航路を、ロシアはなぜ宣伝してるのよ

スエズ運河と違って、通行費はかからないんでしょ

海洋法によって、通行する船は、砕氷船による航路確保や、航行支援費を払う必要があるんだって・・・

中国の進出は、東シナ海や南シナ海だけではないのね

アメリカとの関係から、中国とロシアは、接近してきたから怖いわね

それよりロシアは、はやく北方領土を返してほしいわね・・・

庭からの北アルプス

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