鷹狩山のさくら
4月19日、朝まで雨が降っていたのですが、晴れてきて気温もどんどん上がってきました
コシアブラはどうかな・・・と思って鷹狩山へ行ってみることにしました
17日にふきのとうを採りに行ってから2日後です
山岳博物館前には、名残惜しそうに提灯もまだぶら下がっていて、桜の屋台もまだありましたが、もう桜は終わっています
こんなに早く桜も終わってしまうなんて・・・
朝まで雨だったせいか、駐車場はガラガラで、登山者もいません
この暖かさなので、きっとたくさんあるはずだ・・・と期待していたのですが、なんと全然ありません
中腹の、昨年も採り放題だったような場所に行ってもありません・・・だいたい木がありません
光を入れ、風通しを良くするために、下刈りが行われたようです
細い木や低い木は、切られています・・・ちょうど、コシアブラが犠牲になってしまいました
下刈りされていないようなところにも行ってみましたが、ほとんど収穫なしです・・・こんな空振りは初めてです
しかしまあ、歩いたのはほんとに久しぶりだったのですが、気持ちよく歩けたのが収穫でした
山の中を歩くときは、上半身と下半身、腰から上と下は、まったく別行動です
足自身が、まるで意識を持っているかのように、歩けばいいんでしょ・・・とばかりに勝手に歩いてくれます
今までさんざん歩き登ってきた蓄積があるので、歩きは足に任せ、上半身はその上に乗っているだけです・・・
足元に目をやらなくても、勝手に足が進んでくれ、意識しなくても省力的で疲れず、安全な歩き方をしてくれます
傾斜のある所では、膝に負担がかからないようにうまく体重移動し、上体もコラボして自然にひねりも入ります
頭は上半身のことだけを意識して、上体・首を左右にひねり、景色を眺め、また山菜を探します・・・
結果、まあその日は収穫は少なかったのですが、久しぶりにいい山歩きが出来ました
大汗をかき、帰りはそのままサウナ直行です・・・
鷹狩山のさくら
足にちゃんと意識があって、自分の役割がわかっているのね
いちいち見たり考えたりしなくても、いい場所・安全な場所を選んで歩いてくれるのね
街の中では普通でしょ・・・山の中でもできるっていうことね・・・
ヤブでもどこでも、障害物を避け斜面も登ってくれるので、任せっぱなしだよ・・・
足がディープ・ラーニングして、勝手に省エネで、疲れない歩き方をしてくれるのね・・・
散々、鍛えてきたからね
頼もしいその足、私も欲しいわよ・・・
ちょっとやそっとでは、こんな足は手に入らないよ
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