ブログ “葛飾北斎” で “この1000年で、最も世界に重要な功績を残した100人” の企画で “葛飾北斎” が、日本人で、ただ一人選出されたことを書きました
今度は、アメリカの雑誌 “タイム” 誌の企画 “世界で最も影響力のある100人” に、日本から2人、ジャーナリストの “伊藤詩織” さんとともに “大坂なおみ” さんが選出されました
大坂なおみさんは、2年連続です
もちろん、全米オープンで、警官や人種差別の暴力に抗議し、犠牲になった人の名前を書いたマスクをして毎試合出場し、影響を与えたことが、評価されました
決勝戦まで、7枚のマスクを用意し、その通りに決勝戦まで進んで、見事全米オープンに、2度目の優勝をしました
以前、東京オリンピックの次の “メキシコオリンピック” の陸上競技200mで、世界記録を出して優勝した選手と、3位のアメリカの、2人の黒人の選手が、表彰台の上で、国歌が演奏される中、こぶしを突き上げて人種差別反対を訴え、抗議行動をしたことがあります
その行為が “政治的” だと判断されて、オリンピックから永久追放されてしまいました
そして、さらに悲惨だったのは、2位に入ってヒーローになるはずだった白人のオーストラリア選手です
黒人の2人の行為に同調して、同じバッジをつけていたために非難され、過酷な人生を歩むことになります
その後、3人は想像を絶する苦難を味わうことになりましたが、現在ではやっと3人の名誉も回復されてきています
葛飾北斎は “タイム誌” じゃなくって “ライフ誌” だったのね
アメリカ人は、こういう企画が大好きね・・・
メキシコオリンピックの表彰台で抗議した3選手は、本当にかわいそうだったよね
社会から、無視され迫害され続けたのよね
当時、オーストラリアでは、まだ “白豪主義” だったからね
大坂なおみ選手の、勇気ある行動は素晴らしいけど、人種差別反対っていうのは、人類普遍の目標だったから、共感されたのよね・・・
スポーツの場に “政治的” なことを持ち込むのはやめてほしいわね
東京オリンピックが、政治的な主張の場になるのは嫌だよね
コメント