高校授業料無償化・・・公立高校を潰そうとしています

公立高校を潰そうとしている・・・と書きましたが間違いです、そんな意図はありません・・・何にも考えてないのです

今年の4月から、公立・私立を問わず一律に所得制限を撤廃し、高校授業料を無償化するのだそうです

年間11万8,800円の就学支援金の所得制限を撤廃し、公立高校が実質的に無料化されます

さらに、来年4月からは、私立高校を対象に加算されている就学支援金の上限額の所得制限を撤廃し、私立の全国平均の授業料である45万7,000円に引き上げるのだそうです

ちなみに、授業料が無料になるのですが、授業料は払わないのではなく、払った授業料があとで返ってくるということです

お金のある家庭では、浮いたお金で塾通いや留学で、さらに教育費に使うことが出来、さらに格差が広がると言われています

当然のことながら、授業料が高く施設等も充実している私立高校に人気が集まり、さらに中高一貫校への中学受験が加熱し始めているということです

すでに高校無償化が実施されている大阪府の今年の一般入試では、半数以上の公立高校が定員割れし、閉校になる学校も現れました・・・大阪では、名門校・伝統校も例外でなく、公立高校の崩壊が始まっています

国からお金がもらえるならと、大阪の私立高校では当然のことながら、授業料値上げが相次いでいます・・・教育環境の充実、施設の整備、改修など、さらに公立高校と差が開くばかりです

そして “国内の学校に通う外国人を無償化することは問題だ・・・” という意見が出ていますが当然です

外国の高校生が日本に来て、日本の税金で無償になるのなら、外国の学校に通う日本人の費用を支援するべきです・・・日本の税金は、税金を払っている日本人のために使うべきです

また高校無償化で、朝鮮学校を排除したことに異を唱える人達がいますが、反日教育をしているとんでもない朝鮮学校を、どうして日本の税金で補助しなければいけないのでしょうか

少数与党の石破政権は、予算案を通すだけのため、国民民主の “年収103万の壁” よりも、日本維新の会の “高校無償化” のほうが安上がりだ・・・とばかりに何の見識もなくその主張を取り入れ、維新の賛成で多数となり、予算案は可決することになりました

ただ予算を通したいためだけに、維新の案をのんで高校無償化したんだよね

そんなことをすればどうなるかなんて何にも考えてないのね・・・

維新は、大阪の高校無償化の失敗を全国に広げて、うやむやにしたかった・・・とも言われているわね

大阪は負担していた無償化費用を、国に出させることが出来るのね・・・

これから私立高校は、どんどん授業料の値上げをするし、定員もどんどん増やすよ・・・

同じ無料なら、そりゃあみんな私立に行くわね・・・

中高一貫校も人気になるわね・・・

維新は、次は大学まで無償化しようと言ったからね

何にも考えてないわね・・・

“無償” っていうけれど、すべて我々の “税金” だからね・・・

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