“唐松岳“ から、長野県側に延びている大きな尾根が “八方尾根” で、日本有数のスキー場になっています
今年は、12月中旬からしっかり雪が降り、めずらしくクリスマス前から、客を集めています
コースは難しく、上級者向けのスキー場で “長野オリンピック“ のアルペンのコースでした
もちろん、麓には オリンピックで有名になった “白馬ジャンプ競技場” があります
唐松岳は、八方尾根のリフトやゴンドラを利用すると、比較的やさしいコースで、何度か登ったことがあります
白馬岳から “針ノ木岳“ までの “後立山連峰” の縦走では、難しいところもあります
なかでも白馬鑓が岳から唐松岳の間は “不帰キレット” と “不帰嶮” という、上級者向けの縦走路になっています
そして、ブログ “唐松沢氷河” で書いたように、日本で7番目に発見された氷河があります
いちばん記憶に残っているのは、厳冬期、2月に登った時です
“岩岳スキー場“ で働いているときで、休みの日に出かけました
リフトの終点から、山スキーに山スキー用のアイゼンをつけて、登り始めました
もうこれ以上、山スキーでは無理だというところで、スキーをデポして、山スキー兼用靴に雪山登山用のアイゼンにつけ換えて、登りました
唐松頂上山荘から、頂上まではすぐです
下りは、山スキーで下ったのですが、サンクラスト、ウィンドクラストした、カチンカチンのアイスバーンで、恐る恐る下りました
馬の背になっているので、エッジが滑れば、右も左も止まることなく、どこまで滑り落ちるかわからず、とても緊張して下りました
スキー場に出てからは、スキーヤーに交じって快適に麓まで滑り下ります
唐松岳は、周りの山に比べて割と地味で、八方尾根のほうが、有名だよね
唐松沢雪渓は、氷河に認定されたのにね・・・
八方尾根の上部は、標高が高くて、森林限界を超えていて木が生えていないので、太陽や風で雪がクラストして、氷になるんだよ
ときどき、スキーヤーやボーダーが止まらずに滑り落ちているわよ
とんでもない所に滑りおりて、行方不明になって、ニュースになっているわよね
上級者用のスキー場ね
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