“蒲生邸事件” 宮部みゆき 

“東野圭吾” と並んで、今最も読んでいる小説家が “宮部みゆき” です

だいぶ前になりますが、出版界で、現在売れている作家と言えば “宮部みゆきとそれ以外” という出版社の人の言葉を聞いて、そんなに売れているのかと、読み始めました

“宮部みゆき” は、会社勤めのあと “小説教室” に通い、本格的に小説を書くようになったそうです

“ミステリー小説” はもちろん “時代小説” や “ファンタジー小説” など、いろんなジャンルの小説を書いています

文学賞の常連であり、90年代に入ってから、毎年のように “ミステリーベスト10” や “このミステリーがすごい” などにノミネートされています

そして、最近読んだ中で、一番面白かったのが “蒲生邸事件” です

2・26事件最中の、架空の “蒲生家” を巡る事件で “推理小説” と、タイムトリップという “SF小説” としての面を併せ持つ小説です

最近の犯罪小説は、グロテスクで、おどろおどろしいものや、過剰な描写がきつくて、うんざりするものも多い中で、読後感がよくて、温かい気持ちになります

時代小説では “ぼんくら” とその続編である “日暮らし” を面白く読みました

時代小説なんて、読んだことがなかったのですが、その時代の雰囲気と人間関係、時代考証やキャラクターが丁寧に描かれていて、興味深く読みました

“蒲生邸事件” 読んだ・・・?

“宮部みゆき” は、ほとんど読んでいるわよ

とても興味深いお話だったよね・・・でも実は、あれは実際にあった出来事なんだよなんだよ・・・

なに言ってるの・・・あれは小説、架空の出来事でしょう・・・

いやいや、実は私も “タイムスリップ” して、部隊の兵隊として実際にあの現場で事件を見ていたんだよ・・・

ふっふっふっふっ・・・私が知らないとでも、思っていたの・・・? 私も、看護婦として、あの場にいたのよ!・・・

分かったから、それより、早くお風呂入ってよ!

私も出てたわよ~! 私は “ふき” よ~~~映画化して~~~

ラストシーンが、すてきよね! 映画化して~~~

“ふき” が、かわいいよね・・・映画で “ふき” 役は、だれがいいのかなあ・・・

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