前回のブログで、木崎湖の東側には、国道148号線とJR大糸線が並んで走っていて、そのJR大糸線の無人駅 “稲尾” と “海ノ口” という2つのかわいい駅が木崎湖のすぐそばにあり “海ノ口駅” には “白鳥の見える駅” とあり、また “稲尾駅” には、近くの湖畔に “西丸震哉記念館” があります・・・ということを書きました
西丸震哉の本は、若いころよく読んていて、もちろんこの記念館にも入ったことがあります
西丸震哉という人は農林省の官僚で、世界中の秘境を訪れた探検家・登山家・食生態学者ということで、時々マスコミにも出ていました
世界中の秘境と言われるところを踏破し、その調査から食生態学を確立し、さらに科学、医学、天文などの分野にも精通していたということです
身内に島崎藤村や、精神科医の島崎敏樹など知られた人も多く、山やアウトドアに関する本も書いていました
今は、本に限らずネットでも、無数に山の記録や情報に接することが出来ますが、昔は今と違って山に関する読み物や情報が少なかったので、西丸震哉の本はほとんど読みました
そして、2008年に縁のあった大町市の木崎湖畔に収集した民俗学や蝶のコレクション、撮影した写真などを展示した記念館がオープンしたということです
本の中には、いろいろ日本中の山行についての話が出てきて、地図を見ながらいろんなところに “探検” に出かけたようです
この辺では、野口五郎岳から強引に湯俣温泉へ下り始めて苦労した話・・・
地図を見ながら人跡未踏の池を探そうと、白馬小日向山と杓子岳の鞍部、岩岳から栂池自然園付近、五竜岳から黒部側へ下った付近などを歩き回った話・・・
以前、私もブログに書いた天狗原から風吹大池コースの山スキーの話・・・などがありました
そして、山小屋をつくろうと選んだところが、北アルプスを東側から眺めることが出来る場所・・・つまり手前の谷を通して北アルプスが望めるところ・・・ということで白馬から大町あたりに目をつけて探し始め、県道大町線から北の尾根へ登ったあたりにいい場所を見つけて、小屋を建てたようです
記念館に行ったときに場所を聞いた記憶があるのですが、どのへんだったのか忘れてしまいました
現在 “西丸震哉記念館” は、夏期の週末やイベントのある時くらいしか開館していないようなのですが・・・
西丸震哉は “ノストラダムスの大予言” にも関わっていたわよね
博識でちょっとクセのある人だったね
秘境と言われるところをよく歩いていたのね
北アルプスや、この辺に関する記事も多いのね
“北アルプスがよく見える場所・・・” ということで立てた山小屋は、五竜山荘が正面に見えるって書いてあるけど、どのあたりなんだろうね・・・
まだ、鹿島槍スキー場や、青木湖スキー場が出来る前の話ね
ところで、また熊の話なんだけど・・・ “西丸震哉記念館” の近くで熊に襲われる事件があったわね・・・
上高地のビジターセンターに行ったときに、熊は九州では絶滅していて一匹もいないことは聞いていたんだけど、千葉県にもいないらしいね・・・
千葉県は “島” だという人もいるわよね・・・
利根川と江戸川に囲まれて、舟で一周できるからね・・・
四国はあと20数頭程の生息で、絶滅寸前らしいわね・・・
西丸震哉記念館
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