霊松寺 伊藤若冲の絵・・・? 北アルプス国際芸術祭 

3年ほど前、大町市で “北アルプス国際芸術祭” という大きなイベントがありました

大町市の5つのエリアに、36の “アート” “芸術作品” が、屋内外を問わず、創作・展示されていました

日本や海外からのいろんな傾向、テイストの “芸術家” の自由な作品が出展されていました

とても大がかりで、びっくりさせられるものから、これだけ・・・というようなものもありましたが・・・

こういうイベントは、初めてだったので、スタンプブックを買って、おもしろく見て回りました

その中の一つですが “霊松寺” で、大町市在住の “高橋貞夫” さんの “木彫” の大きな作品が、カラフルな調光の中で展示されていました

正統派の本格的な木彫作品で、見ごたえがありました

話が長くなってしまいましたが、その時、霊松寺の中を隅々まで見学させてもらいました

“鳴き龍” の天井画や、からくりの “隠し部屋” を見せてもらうことがことが出来ました

その時、見学して見て回ったときの事ですが・・・

ブログ “伊藤若冲展 東京都美術館” で書きましたが “これって伊藤若冲の絵じゃないの・・・?” という絵があり、ずっと気になっていました

霊松寺は、秋の紅葉のシーズン、人が集まるときだけ、中を公開していて、入ることが出来ます

このチャンスに、どういう絵だったのか、もう一度確かめたくて、行ってきました

記憶を頼りに、あっちこっち回って、普段は入れない小さな部屋にその絵を見つけました

よく覚えてなくて、ポスターか、カレンダーのようなものだったかもしれない・・・という思いもありましたが、見てみると以外に古くて本物っぽくて、ちゃんとした “絵” でした

 

伊藤若冲じゃないようだけど、もう一度確認できてよかったよ

落款を見ると、若冲じゃないわね・・・

絵はまさに、若冲なんだけどね・・・

古くて色褪せてて、極彩色じゃないわね

ひとつ、もやもやが晴れてよかったわね

でもちゃんと、鑑定してくれないかなあ・・・

“なんでも鑑定団” に出してみればいいのにね

昨年、第二回目の “北アルプス国際芸術祭” が、開かれる予定だったんだけど、コロナで延期になっちゃたわね・・・

お金の無駄使い、だという反対意見もあるようだけど、何にもしないのは、つまんないよね・・・

霊松寺 山門

コメント