10月12日、いい天気になりました・・・行くところは決めてありました
今年は “黒部ダム” 竣工60周年ということで、大町市民限定特別割引で、扇沢と黒部ダム間の電気バスが、片道500円、往復で1,000円で乗車できることになっています・・・こういうのは大好きです
シーズン営業終了の11月いっぱいまで利用できるのですが、ダムの観光放水が10月15日までなので行ってみました
ダム下の川床が削れないように、霧状にして放水しています
扇沢から黒部ダムまでは、通常は往復3,200円なのだそうです
いちばん上の室堂まで行くには、黒部湖からケーブルカーで黒部平、黒部平から大観峰まではロープウェイ、大観峰から室堂までは日本唯一のトロリーバスです
扇沢から室堂まで往復すると、なんと12,300円なのだそうです
扇沢の、いちばん下の無料駐車場まで行くとちょうど1台出てくるところで、何とか止めることが出来ました
危うく有料駐車場で1,000円払うところでした
大町割引の往復1,000円のチケットを買ったのですが、改札口は人でいっぱいです・・・自分以外は、ほぼ中国人です
あまりの人の多さに、慌ててマスクを付けました
トンネルの中を、十数分で黒部ダムに着いたのですが、展望台まで220段の階段です・・・でも展望台に出た途端、その苦労は吹っ飛びます
見下ろすダムの存在感とその放水の豪華さ、見上げる立山は雪をつけて輝いており、ダム湖の奥には赤牛岳、下流にはでっかく前山と大タテガビンの大岩壁を見せる黒部別山・・・ダムもすごいし周りの景色はもっとすごい
高さ186m堰堤500m弱の、もちろん日本一のダムです
ダム周辺は、ちょっと紅葉には早いのですが、来てみてよかった・・・感動です
展望台からダムに下りて、ケーブルカーの黒部湖駅まで歩きます
黒部湖は水量が低くて、現在遊覧船は運行していないのですが、乗り場周辺を散策しました・・・16日からは運行予定だそうです
ホテル立山で働いているとき、室堂一の越から黒部湖まで、スキーで下ったことがあります
また、ロープウェイ下の大観峰から黒部平までのタンボ平を、スキーで滑ったこともあります
黒部ダムのレストハウスまで戻り、居心地がよく眺めのいい休憩所で、持ってきたサンドイッチを食べてゆっくり出来ました
そしてそのレストハウスの案内所で、偶然 “黒部ダムカード” がもらえることがわかり、60周年限定の貴重なダムカードをゲットすることが出来ました
帰りは久しぶりに、大町温泉郷の薬師の湯に寄って帰りました
立山室堂の “ホテル立山” で働いているときは、ただの通勤ルートだったのね
横目で見ながら、500mをさっさと早足で通り過ぎるだけだったのね・・・
そんなことはないんだけど、久しぶりに観光客になって黒部ダムと周辺をゆっくり見て、すごさを再確認したよ
映画 “黒部の太陽” で問題になった破砕帯からの湧水が、ダム周辺ではいたるところで提供されていて飲めるわね
展望広場の特設会場に、石原裕次郎記念館にあったトンネルのレプリカが移設されいて、ダムの建設映像の放映もあったよ
何度か黒部ダムから欅平まで、例の水平歩道 “下の廊下” を歩いたことがあるわね
来年から “キャニオンルート” として、欅平と黒部ダム間の地下ルートが一般開放されるらしいね
黒部ダム下流10キロの発電所を見学しながら、地下ルートをエレべーターやインクラインやバスで行くツアーらしいわね
コメント