映画 “バックトゥザフューチャー” トヨタ自動車とEⅤ車

鷹狩山から四阿山

大好きな映画 “バックトゥザフューチャー” の中に興味深いシーンがあります・・・ “バックトゥザフューチャー” というのは、もちろん誰もが知っている “ロバート・ゼメキス” 監督の傑作タイムトリップ映画ですよね・・・

1955年にいる “ドク” が、1985年から来た “マーティ” に、故障したのは日本製のICが原因だと言い、日本製品をバカにして、やっぱり “メイドインジャパン” だ・・・というシーンがあります、するとマーティは何を言ってるの、日本の製品は最高だよ、いいものはみんな “メイドインジャパン” だよ・・・と答え、ドクがびっくりするというシーンです

1955年ころの “ドク” の時代の日本製品は、安くてこわれやすく品質も悪い・・・というイメージだったのですが、1985年の “マーティ” の時代には日本製品は高品質・・・というイメージに変わっています

映画の中で、マーティが乗っているのは、トヨタ・ハイラックスのピックアップで、カシオの腕時計とアイワのウォークマンをつけ、ビクターのビデオカメラを持っています・・・赤いダウンベストはどこのものかはわかりませんが、パンツはカルバンクラインでした・・・これは “おまけ” ですが・・・

“バックトゥザフューチャー” 公開当時、日本経済はバブル全盛期で、世界を席巻していました・・・その後バブルは崩壊し“失われた30年”となり “メイドインジャパン” は、地盤沈下しています

ここで書きたかったのは、トヨタについてです

自動車産業は、バブル期から日本を支え、この1月トヨタの時価総額はバブル期のNTTの日本記録を塗り替えました

昨年の販売台数は一千万台を超え、4年連続で世界一です

3月の決算は日本の製造業で初めて純利益が4兆円を超えると言われています

バブル期から日本をずっと支えてきたのは自動車産業です・・・現在の日本の経済があるのはトヨタのおかげです

それなのにです・・・国はトヨタ車ではなく、テスラや中国のEⅤ車購入に85万円の補助金を出しているのです

東京都はさらにその上に、国の補助金とは別に、独自に45万円の補助金を出し、特定の条件をクリアするとさらに上乗せ補助金が出るのだそうです

地方自治体が、公用車をEⅤ車にすれば3割の補助金を出し、大阪万博では、中国製のEⅤバスを100台買うのだそうです

日本は、一体何をやっているのでしょう・・・めちゃくちゃです

EⅤ車が、環境に優しく素晴らしい車なのだったら、なにも文句はないのですが・・・

鷹狩山から聖山

ヨーロッパのEⅤ車シフトは “トヨタつぶし” だといわれてたよね

日本も、それに一役かっているのね

日本車じゃなく、中国車に補助金を出しているのよね

日本の自動車産業をつぶそうとしているとしか思えないね

日本は一体何がしたいのよ・・・

日本の家電メーカーの凋落はちょっと悲しいわね

サンヨーはパナソニックに吸収されたし、シャープは台湾企業の傘下になったのね

ソニーは家電メーカーから、ゲームや映画などのエンタメ企業になって頑張っているけどね

ソニーのウォークマンは、衝撃だったわね

ロンドンのピカデリーサーカスには、大きな “SANYO” の看板があったよね

鷹狩山から妙高山

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